皆さんはペギニーズという犬種を知っていますか。ペギニーズは中国原産の愛犬用の犬種です。愛くるしい見た目で多くの人に認知はありますが、ペギニーズの名前や性格や特徴などは意外に知られていなかったりするのではないでしょうか。今回は「ペギニーズの性格や特徴などまとめてご紹介したい」と思います。

ペキニーズの性格

ペキニーズは元々中国原産の犬です。ペキニーズはマイペースでプライドがとても高いと言われていて、用心深く警戒心もとても強い犬です。ペキニーズは猫に近いと言われるくらいのマイペースさを持っています。時には攻撃的になってしまうくらいの度胸も持ち合わせており、おもちゃを思いきり噛んだりします。マイペースで頑固なので、根気良く気長にしつけをしていく必要があります。

ペキニーズの特徴

ペキニーズはチベットでとても大事にされてきました。ペキニーズは体を揺らしながら歩くのが特徴なのですが、体高が低い分、散歩後の毛の手入れをしなければなりません。また一人遊びをすることがペキニーズは少なくありません。

ペキニーズを飼育方法の注意点

ペキニーズの飼育方法の注意点の中で、室内環境についての注意点を紹介します。

ペキニーズは独立心が強いので、落ち着いた環境で過ごすようにした方がストレスが無くていいです。またペキニーズは、全身を長い毛でおおわれていて、鼻が潰れているので夏の暑さ、熱中症に注意しなければなりません。

ペキニーズは適切な気温で飼育する必要があります。夏は室温２５度くらい、冬は人が快適に過ごせる室温に保つようにしましょう。ペキニーズは湿度にも敏感なので気を付けてあげてください。

ペキニーズの床環境

ペキニーズの床環境には注意が必要です。滑りやすい床には注意をしてください。部屋の中でゆっくりと過ごす事の多い犬ですが、椎間板ヘルニア等関節に負担を欠ける事でケガに繋がってしまう事があります。ペキニーズの床にはコルクマットやラグなど、滑らないようにしてあげてください。下記がオススメです↓↓↓

ペキニーズの運動

ペキニーズは長時間の運動や散歩に行く必要がありません。しかし、定期的に外に行く事はとても大切な事です。ペキニーズは１日10～15分ほど適切な時間だと言えます。

ペキニーズが外に行くのは、健康の為の日光浴や音の刺激、社会経験を積む事などの為です。ペキニーズの場合、部屋の中で走り回ることで運動になりますので、部屋を片付けておくなど、ケガをしないようにしてあげてください。

ペキニーズのしつけ

ペキニーズのしつけは短時間で集中して行うことが大事です。

ペキニーズはマイペースなので、長時間集中してトレーにングは苦手なのです。ペキニーズの躾は飼い主がペキニーズのマイペースに負けない事がとても大事で、中途半端だと言うことをさっぱり聞いてくれないようになってしまいます。

ペキニーズのしつけはたくさんの事ではなく、ひとつずつ毎日短時間のしつけを行なって行くことがとても大事になってきます。

ペキニーズが掛かりやすい病気

ペキニーズの掛かりやすい病気：①鼻腔狭窄

ペキニーズは呼吸困難を起こしやすい鼻腔狭窄になりやすく、軽度であればそのまま生活が出来ますが、症状によっては手術という事もあります。

ペキニーズは激しい運動は呼吸困難につながることが多く、暑い時の運動も避けた方が良さそうです。苦しそうな呼吸をしている場合には獣医師に相談しましょう。

ペキニーズの掛かりやすい病気：②皮膚疾患

ペキニーズは日頃からブラッシングをかねて、皮膚の状態を確認しておきましょう。

トリミング後のバリカンで皮膚の炎症を起こしてしまったりということもあります。何らかの異常を発見したら、早めに獣医師に相談しましょう。

ペキニーズの掛かりやすい病気：③目の疾患

ペキニーズは逆まつげになったり乾性角結膜炎、チェリーアイになりやすいと言われています。

乾性角結膜炎は、慢性化しやすい病気で充血し、黒目の表面が濁って見えます。

チェリーアイは目頭にある瞬膜が飛び出す病気で充血をし、結膜炎を起こすこともあります。治療としては手術になります。

ペキニーズの掛かりやすい病気：④椎間板ヘルニア

グレードがいくつかあり、軽度のものは安静にしていたら良くなりますが、重度になると手術となります。術後はリハビリを行いますが、完全な回復は難しい場合もあります。

ペキニーズの子犬期の注意点

ペキニーズの子犬は小型犬でありながらいろんなものに興味を持ちます。家族に対しては甘えます。マイペースな部分もあり、しつけをしっかりする事が大切になりますので子犬の頃から根気良くしつけをしましょう。

ペキニーズはダブルコートですが抜け毛は少ないようです。毛玉になりやすいということもあり、丁寧にブラッシングをしてあげましょう。

ペキニーズのシニア期の注意点

ペキニーズのような小型犬は７才頃からシニア期に入り、１０才頃からは本格的に老化が始まるといわれているそうです。

元来さほど散歩など必要ない犬種ですので、シニアになってからはゆっくり散歩も様子を見ながらする程度でいいでしょう

ペキニーズは犬種的に心臓が弱い事が多いと言われています。特にシニアに入ると僧帽弁閉鎖不全症という病気に掛かりやすいと言われています。シニアになったら、半年に1回くらいの割合で心臓の検査を含めた定期検診を受けてみてはいかがでしょうか。

関節の痛み、目の不調等出やすくなってきます。気分転換に出かける程度で構いませんので椎間板ヘルニアの予防のため、多少の運動は必要ですが、心臓への負担も考え、ゆっくりとしたペースの運動をしていった方がいいと思われます。

ペキニーズは元々食欲に非常にムラがあり、食事のコントロールで肥満防止することも大切になります。シニアになると歯周病にもなりやすく痛みなどから食欲低下になることもあるので、歯周病には十分注意し。シニア用のフードに変更をしましょう。

部屋の中で寝て過ごす事が多くなるので、ゆっくりできる環境を用意して上げるといいでしょう。

ペキニーズの価格

ペキニーズの価格帯は、15万～25万円前後という所が一般的でしょうか。ペキニーズに限らず、一般に家庭向けのペットタイプの子とドッグショー向けのショータイプと呼ばれる子犬では、ショータイプの子犬の方が高くなります。

ペキニーズを購入するというアプローチも一つですが、里親制度を利用する方法もあります。こちらは保護団体からの譲渡でワクチン代と避妊去勢代に一部医療費の負担程度で譲渡してくれるというものです。里親の募集情報はインターネットでも検索ができます。子犬を購入する前にどのようなペキニーズが保護されているかご覧になってみるアプローチはいかがでしょうか。

ペキニーズの寿命

ペキニーズの平均的な寿命は12～15才だと言われています。あくまでも平均であって個体差が大きいものです。ペキニーズ自体は犬種独特の遺伝性疾患が少ない犬種なので、飼い主の健康管理次第では長生きも可能だと思われます。

ペキニーズのまとめ

皆さんは、ペキニーズについてどこまで知っていましたか。ペキニーズは寿命の短い犬ではありません。ペキニーズは猫みたいな気まぐれさも愛嬌の一つです。愛犬は愛しい家族の一員ですから、ペキニーズの愛犬としての特徴や性格などを知る事で、ペキニーズが少しでもより元気でより長生きに繋がれば嬉しい限りですね。

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