オオカミにそっくりな犬種。シベリアンハスキーの特徴や飼い方や性格などを紹介します
シベリアンハスキーは、シベリアのオオカミのような外見で多くの人々に知られているかと思います。シベリアンハスキーは、とても持久力に優れた、がっちりとした体を持つ犬種です。
アラスカなど寒い地方で人々と暮らしています。今回はそんなシベリアンハスキーについて詳しくご紹介します。
目次
- 1 シベリアンハスキーの犬種情報
- 2 シベリアンハスキーの特徴
- 3 シベリアンハスキーの性格
- 4 シベリアンハスキーの歴史
- 5 シベリアンハスキーを飼うときの注意点
- 6 シベリアンハスキーの運動について
- 7 シベリアンハスキーのしつけ、トレーニングについて
- 8 シベリアンハスキーを飼育する際の注意点
- 9 シベリアンハスキーの毛の手入れについて
- 10 シベリアンハスキ―の体つき
- 11 シベリアンハスキーの気をつけたい病気
- 12 シベリアンハスキーの気をつけたい病気:①白内障
- 13 シベリアンハスキーの気をつけたい病気:②緑内症
- 14 シベリアンハスキーの気をつけたい病気:③股関節形成不全
- 15 シベリアンハスキーの価格帯
- 16 シベリアンハスキーの寿命
- 17 シベリアンハスキーの寿命を伸ばすにはどうしたらいい?
- 18 シベリアンハスキーのまとめ
- 19 関連
シベリアンハスキーの犬種情報
シベリアンハスキーの原産:ロシア(シベリア)
シベリアンハスキーの別称:アークティック・ハスキー
シベリアンハスキーの体高:オス53~60cm メス51~56cm
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シベリアンハスキーの体重:オス20~27kg メス16~23kg
シベリアンハスキーの性格:冒険心に富み、いたずら大好き。利口で独立心が旺盛。頑固、警戒心が強い
シベリアンハスキーのコート:厚いダブルコート。厚いアンダーコートとソフトなアウターコート
シベリアンハスキーの毛色:ブラックxホワイト グレーxホワイト シルバーxホワイト ブラウンxホワイト チョコレートxホワイト ホワイト アグーチ
シベリアンハスキーの特徴
シベリアンハスキーはその名の由来通りシベリア、チェルスキー山脈が原産地で、ソリを引く犬として有名です。大きな体と精悍な顔だちで、いかにも狼のようです。がっちりとした体格をしており、被毛はダブルコートとなっています。アーモンド状の目が可愛い犬です。
シベリアンハスキーの性格
シベリアンハスキーはいたずらが大好きで冒険心が一杯です。独立心が旺盛なため、警戒心もそれなりにあります。シベリアンハスキーは動くことが大好きで、見知らぬ犬ねこに対しては追いかけることが多く、何でも口に入れて噛んだりする癖があります。シベリアンハスキーは社交性があり、人懐こい面もあります。見かけによらずマイペースな可愛い犬です。
シベリアンハスキーの歴史
シベリアンハスキーの歴史は、シベリアの遊牧民の部族である「チュクチ族」の間に生まれたとの説があります。 シベリアンハスキーの品種の歴史は比較的知られていませんが、DNA検査では、シベリアンハスキーは犬種の中で最も古いものであることが確認されています。
シベリアンハスキーは1908年にアラスカ州に輸入され、ゴールドラッシュ時にはソリ犬として活躍しました。 シベリアンハスキーは408マイルのドッグレースであるオールアラスカ競馬場に出場していました。現在でも活躍しています。
記録によると、シベリアンハスキーは1930年にシベリアから輸出され、その国境はソ連政府によって閉鎖されました。 その後、シベリアンハスキーは北米で繁栄し続けました。 シベリアンハスキーはシベリアの基礎犬であるチョクチの犬から少し変化しましたが、シベリアンハスキーはまだその種の素晴らしい性質や特徴の多くを持っています。
シベリアンクラブオブアメリカは1938年に設立され、シベリアンハスキーは1930年にアメリカンケンネルクラブ、1939年にカナダケンネルクラブによって認知されるようになります。
シベリアンハスキーを飼うときの注意点
シベリアンハスキーは寒い地域で長距離を走るように改良された特殊な犬種ですので、日本はロシアやアラスカに比べてとても暑く狭い環境です。寒い地域でない限り、夏は冷房のきいた部屋で過ごさせないと熱中症になってしまいます。またシベリアンハスキーはかなりな運動量を必要としますので、毎日たくさんの時間ジョギングをしながらの散歩などが必要になってきます。シベリアンハスキーはひとりぼっちだと感じさせないような環境作りが必要です。
シベリアンハスキーの運動について
シベリアンハスキーは運動が大好きで、冒険心が溢れているので、運動不足になるとストレスによって、体調が悪くなったり、無駄ぼえをしたりします。シベリアンハスキーには朝夕1時間以上のサイクリングをしながらの同伴散歩などが最低限必要です。時にはドッグランでノーリードでおもいきり走らせてあげましょう。シベリアンハスキーのためにも、夏場は早朝や夜間の涼しい時間帯を選んで散歩をしましょう。
シベリアンハスキーのしつけ、トレーニングについて
シベリアンハスキーは好奇心の強さ、活発さなどがあるため、子犬の頃のいたずら好きで大変な思いをする飼い主も多いようです。シベリアンハスキーは小さい頃からトレーニングしておかないと成犬になってもいたずらが続いてしまいます。
誤飲なども多いので気をつけましょう。シベリアンハスキーはソリを引っ張るだけの体力があるので、小さい頃からトレーニングをしておきましょう。部屋の中に閉じ込めてばかりいると、シベリアンハスキーはストレスで寿命を縮めてしまいますので、目一杯遊ばせてあげてください。
シベリアンハスキーを飼育する際の注意点
シベリアンハスキーは遠吠えで遠くにいる仲間とコミュニケーションを取るので、本能からの遠吠え、無駄ぼえをしないようにしつけをしましょう。住宅密集地での飼育を止めて、シベリアンハスキーと人間両方が快適に暮らせる環境が好ましいと思います。
シベリアンハスキーの毛の手入れについて
シベリアンハスキーの体臭が少ないため、トリミングは必要ありませんが、春、秋の換毛期にはたくさんの毛が抜けますので毎日のブラッシングは必要となります。病気予防のためにも、ブラッシングを欠かさないようにしてください。
シベリアンハスキ―の体つき
シベリアンハスキーの体つきは、シベリアなどの極寒の地を生き抜くために適した皮下脂肪と柔らかく密集した毛、まっすぐに伸びた上毛のダブルコートになっています。がっちりとした体つきで、立ち耳、アーモンド形の目をしています。目の色はブルー、ブラウン、オッドアイ(左右で色が異なる色)となります。
シベリアンハスキーの気をつけたい病気
シベリアンハスキーの気をつけたい病気:①白内障
水晶体が白く濁る病気で、視力障害を起こしてしまいます。早い段階でしたら点眼薬などで進行を抑えられますがとにかく獣医師に相談しましょう。
シベリアンハスキーの気をつけたい病気:②緑内症
眼圧が上がって視神経などが圧迫されて視力障害を起こす病気です。治療としては眼圧を下げる目薬を差したり内服薬を投与します。早い段階で獣医師の診察を受けましょう。
シベリアンハスキーは比較的病気になりにくい強い犬種ではありますが、可能性は低いものの時として眼球系の病気が発生することもあるので注意してください。
シベリアンハスキーの気をつけたい病気:③股関節形成不全
シベリアンハスキーは生まれつき、股関節があまり良い状態ではなく、発症には遺伝が関与していると言われています。軽症ならばリハビリをしながら鎮痛剤などで病気と付き合って行きますが、その際には滑らないようにマットを敷いたりしてください。
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シベリアンハスキーの価格帯
シベリアンハスキーの価格帯は、10万から30万と幅が広いです。これは祖先にチャンピオン犬がいるかどうかで全く価格が違って来ます。
マズルに太さがある、胸や頭の張りが良いということがシベリアンハスキーにとって良いスタイルだと言われ、価格に影響を及ぼします。
シベリアンハスキーの寿命
シベリアンハスキーの寿命は、平均して12年ほどと言われています。ですが少しずつ犬種の平均寿命は伸びて来ています。
以前に比べると、バランスの良いドッグフードや医療レベルの向上などにより平均寿命が伸びてきたのではないかと言われています。
シベリアンハスキーの寿命を伸ばすにはどうしたらいい?
- 栄養バランスを考えて、食事管理をする事が必要で、人間の食べ残しを与えないようにしてください。
- きちんと健康診断や予防接種をうける事。病気を早期に発見できれば治療も早く受けられるようになりますので、特に目の疾患が多いので、きちんと検診なども受けるようにしましょう。
- 充分すぎるくらいの運動をさせる事。元々とても運動量が多い犬種ですので、運動不足はストレスも溜まり寿命に関係してきます。1時間以上を一日2回です。また寒冷地で生活をしている犬なだけに、真夏は苦手なので、注意が必要です。熱中症や脱水症に注意しましょう。
- こまめなブラッシングをしましょう。スキンシップを取る為にもブラッシングをしてあげてください。またシャンプーをすることで脂漏症を予防できます。
シベリアンハスキーのまとめ
狼に一番近いと言われているシベリアンハスキーですが、しっかりとしたしつけをしたら申し分のないパートナ―になってくれる愛らしい犬です。
楽天的な性格や独立心旺盛な性格さえ理解すれば、一緒にいるのがたのしくなる、そんな犬種だと思います。
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