プードルは複数の種類が存在するのを知っていますか?プードルの種類やトイプードルの毛色の特徴について

プードルといえば皆さんはどんなプードルを思い浮かびますか?プードルのイメージは一般に、美しい、賢い、可愛い、健康的などと想起されるのではないでしょうか。実際にその通りで、専門家も完璧な犬種だとも褒めちぎっています。プードルの種類について今回は詳しくご紹介したいと思います。また、トイプードルの毛色と性格についてもまとめてみました。

プードルの種類や分類について

一般社団法人ジャパンケネルクラブ(JKC)では、プードルという犬種は大きさによって4種類に分類しています。プードルの中で最大の種類が、スタンダードプードル、次にミディアムプードル、そしてミニチュアプードル、最小の種類がトイプードルとなります。最近人気のティーカッププードルや、タイニープードルがいるはJKCに犬種として認められていません。公認されていない犬種は、すべてトイプードルとして登録されています。ただし、今回はプードルの種類として6種類をご紹介します。

ちなみに、プードルの原産はフランスです。鳥猟犬として人間が撃ち落としたカモなどの水鳥を回収するための犬として重宝されました。プードルのカットは、猟犬として活躍していた時から、猟の際に毛が邪魔にならないように行われてきました。

プードルの種類:①スタンダードプードル

スタンダードプードルの体高:約4560

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スタンダードプードルの体重:約1625

プードルの種類のもととなるのがこのスタンダードプードルです。犬は大きくなるにつれて、穏やかな性格で、小さい犬ほど神経質な子が多いとされていますが、プードルも同じようなことが言えます。最も大きなスタンダードプードルはプードルの中で一番明るく穏やかな性格で、特に頭が良く理解力に優れているとされています。知能はボーダーコーリーに次いで2番目に高いとされています。スタンダードプードルは訓練がしやすく海外では警察犬や盲導犬、セラピードッグなど、様々なシーンで活躍を見せています。しかし体が大きい分運動量が必要になるため、毎日の散歩は欠かせないでしょう。

スタンダードプードルは賢い犬種なので、家庭でのしつけもスムーズに行いやすいです。おおらかな性格ですが、活発で元気な、人と関わるのが大好きな犬種です。

プードルの種類:②ミディアムプードル

ミディアムプードルの体高:約3545

ミディアムプードルの体重:約815

ミディアムプードルは2003年にJCKの認定を受けた、歴史の浅い種類です。ミディアムプードルの性格はスタンダードプードルにように温厚で賢く、好奇心も旺盛なのが特徴の種類です。家族に対してとても愛情深く、他人や他犬とも上手に接することが出来ます。

プードルの種類:③ミニチュアプードル

ミニチュアプードルの体高:約2835

ミニチュアプードルの体重:約58

サーカスやトリュフ狩りで活躍している多くは、このミニチュアプードルです。日本では現在小さい犬が流行しているため、あまりミニチュアプードルを見かけることがないかもしれません。しかし海外ではとても人気のサイズです。もともとミニチュアプードルは多芸犬として小型化された経緯もあるようで、しつけや環境に適応しやすいとされています。しかし少々神経質でこわがりなところがあるため、ミニチュアプードルをしつける際にはあまり叱りすぎないようにしてあげましょう。

プードルの種類:④タイニープードル

タイニープードルの体高:約23~27cm

タイニープードルの体重:約2kg~3kg

タイニープードルのタイニー(tiny)とはとても小さいという意味です。基本的な性格はトイプードルと似ています。タイニープードルは陽気で社交性も高く、学習能力が高いので人間とのコミュニケーションがしっかりと取れます。しかし小さい犬種は大体がそうだと言われますが、タイニープードルも多くの子が神経質であるため、ストレスを溜めないような環境が必要でしょう。しかし比較的しつけがしやすい犬と言われています。

プードルの種類:⑤ティーカッププードル

ティーカッププードルの体高:約23~27cm

ティーカッププードルの体重:約2kg~3kg

ティーカップに入るほど小さなプードルとしいて名付けられたティーカッププードルは、甘えん坊な子が多いとされています。プードルの中で最も小さいのがこのティーカッププードルです。ティーカッププードルの学習能力は高くしつけには従順に従ってくれます。ティーカッププードルの性格は社交性もあるので、他犬や小さなお子さんがいる家族でも飼いやすいです。しかしプードルの中でティーカッププードルは一番小さいこともあり、とっても怖がりの性格と言えるでしょう。

プードルの種類:⑥トイプードル

トイプードルの体高:約2428

トイプードルの体重:約34

そして日本でとっても人気のあるトイプードルは、基本的な性格として、プードルに共通して、穏やかなで人懐っこい、活発で人と関わるのが大好きで、社交的な子が多です。トイプードルは学習能力が非常に高いです。そのためトイプードルは飼い主に従順に従ってくれます。しかし警戒心が強いので注意してみてあげることが必要です。

トイプードルは無駄吠えも少なく、体臭が他の犬種と比べて少ないのも特徴です。トイプードルは抜け毛もほとんどないため、室内でも飼いやすい犬種と言えるでしょう。そして様々なトリミングを楽しめ、トイプードルのカラーも豊富なので、きっとお気に入りのカラーのトイプードルを見つけることが出来るでしょう。そして毛色によっても少しずつ性格が変わってきます。

トイプードルの色の種類と性格について関心が高いのでご紹介したいと思います。

トイプードルの種類:レッド

トイプードルのレッドは最も人気のあるカラーであり、テディベアのような外見がとってもかわいらしいです。トイプードルのレッドは人に懐きやすく、性格が穏やかです。明るく元気な面も兼ね備えているので、愛犬と一緒にたくさん遊びたい人や、小さな子供がいる家庭で楽しく過ごすことが出来るでしょう。

トイプードルの種類:ブラウン

トイプードルのブラウンは各毛色の中でも、マイペースな性格な子が多いです。トイプードルのブラウンは人とも他犬とも仲良く接することが出来ます。トイプードルのブラウンは人見知りで協調性に欠ける傾向があると言えばネガティブな感じがしますが、好奇心旺盛でいろんなものに興味があります。トイプードルのブラウンはブラックやホワイトに比べるとしつけに根気が必要なケースがあります。

トイプードルの種類:ブラック

トイプードルのブラックは全体的に落ち着いた性格の子が多いです。甘えん坊で、飼い主のことが大好きです。トイプードルのブラックは中間色ではなくトイプードルの基本色なので、遺伝子が安定しており、遺伝子疾患を持つ子が少なく、骨もしっかりとした子多いです。トイプードルのブラックは運動能力もとても高いです。

トイプードルの種類:シルバー

トイプードルのシルバーは中間色なので性格が二分化する傾向があります。協調性がなく独立心が旺盛なタイプと、温厚に他犬との調和を重視するタイプに分かれると言われています。トイプードルのシルバーは生まれたばかりの時は全身黒に近い毛色なのが特徴的ですが、成長とともにシルバーへと変色していきます。

トイプードルの種類:ホワイト

トイプードルのホワイトは、頭が良いため、疑い深く慎重な性格が多いです。ブラックと同じく性格が安定しており、他犬とも友好的に接することが出来ます。ホワイトの方がブラックよりもかなり甘えん坊であると言われています。トイプードルのホワイトは従順でありしつけやすいのも特徴の一つです。トイプードルのホワイトの皮膚は強くないため、こまめな体調管理を心がけましょう。

トイプードルの種類:アプリコット

レッドに似た毛色のアプリコットですが、先生に神経質になりがちな傾向があります。トイプードルのアプリコットはとっても怖がりな子がいたり、逆にとても活発な子も多いので、個体差による違いが大きいです。

トイプードルの種類:クリーム

トイプードルのクリームはとっても個性的な性格と言われてます。天然で天才肌と言えるでしょう。

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プードルのまとめ

トイプードルの毛色による特徴はあくまでも傾向なので、個体やしつけによって大きく変わります。トイプードルはいずれのカラーも大変利口な犬種なので、しつけをしっかりすれば、素直で賢く、家族の一員になってくれるでしょう。

プードルと言ってもご覧の通り様々な種類が存在します。そしてトイプードルはカラーも様々です。犬を飼おうか、どの犬種にしようか悩んでいる方、魅力溢れるプードルをご検討してみてはいかがでしょうか?

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