子猫の健康的な食事の与え方のポイントとは?成長ステージに分けた与え方をしていますか

子猫の年齢や健康状態に合わせ、適切な食事を与えていますか?子猫の健康を守るのは飼い主さんの役目の一つです。子猫は生後一年という大変短い期間で成猫へと成長を遂げます。それまでの子猫の成長ステージで食事の与え方も変わってくるのです。今回は、子猫の健康的な食事の与え方のポイントをご紹介したいと思います。

目次

子猫の成長に合わせ、食事を変えていますか?

猫はだいたい生後一年で成猫になります。それまでの子猫の時期の食事は、三つのステップが一般的です。

  1. 子猫は母猫からミルクをもらう
  2. 子猫はミルクやペースト状の食べ物を舌でなめる
  3. 柔らかな物を子猫が食べはじめる
  4. 子猫は固形物を食べるようになる

このような成長ステージを踏んで子猫の食事は変化します。

子猫の発育に合わせて必要なカロリーとは?

生後間もない猫は心身ともに急激に成長します。ですので、子猫にとってとても大切な時期なのです。活動的な成猫の場合、1日に必要なエネルギーは体重1キログラムあたり約80kcalです。一般に生後10週の子猫は約250kcalも必要とします。愛猫の発育にあった適切な食事で十分な栄養を与えることが重要です。

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猫の味の好みは生後に決まる!?

猫の味の好みは、生後6ヶ月ほどで決まると言われています。なぜなら、母猫から与えられた物を食事として認識するからです。重要なのは、子猫に生後6ヶ月までに多種多様な物を与え、好みの幅を広げてあげることです

子猫の食事時の健康チェックポイントとは

子猫の食事は、大切な子猫の健康チェックのチャンスです。下記項目で一つでも当てはまる場合は、動物病院で獣医師の先生に相談することをオススメします。

  • 子猫の食事の時の健康チェックポイント:①子猫がご飯を出しても喜んで食べない
  • 子猫の食事の時の健康チェックポイント:②子猫がご飯の催促をしても食べない
  • 子猫の食事の時の健康チェックポイント:③子猫が硬い物を嫌がり、柔らかい物を好むようになる
  • 子猫の食事の時の健康チェックポイント:④子猫が鳴きながら食事を食べることがある
  • 子猫の食事の時の健康チェックポイント:⑤子猫が食事を食べた後に吐くことがある
  • 子猫の食事の時の健康チェックポイント:⑥子猫が食前に吐くことがある

子猫の生後の食事の具体例

生後0〜3週間の授乳期の食事:母猫がいない場合は子猫用のミルク

この時期の子猫は母猫に任せ、母乳で育てるのが基本です。しかし、なんらかの事情で母猫を失ってしまった場合は、飼い主が哺乳瓶などでミルクを与えてください。多くの場合、2時間おきに人肌に温めた子猫用ミルクを与えます。子猫にミルクを上げる際は、子猫が望むだけミルクを与えてください。子猫が満足そうな顔をして、お腹が膨れていれば完璧です。毎日子猫の体重をチェックしてください。子猫の体重が増えていれば順調です。

子猫用のミルクを与えてください

ペットショップやアマゾンなどで子猫用のミルクを購入し、人肌くらいに温め子猫に与えます。くれぐれも人間用のミルクや牛乳を与えてはいけません。哺乳瓶でなくても、スポイトなどで代替できるので臨機応変に対応してくださいね。お腹を空かせた子猫は愛らしくたくさんミルクを飲んでいきます。

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生後4〜8週間の離乳期の食事:子猫にはお湯やミルクで柔らかくした離乳食

生後4週間〜8週間の子猫は、固形の食事が食べられない時期なので、柔らかな離乳食を食べさせてください。子猫は最初ぺろぺろと舐めるのですが、次第にパクパクと食べられるようになります。子猫が慣れてきたら固形の食べ物を増やして与えると良いでしょう。子猫によって発育の速度が異なりますので、飼い主さんは様子を見ながら変えていきましょう。

専用の離乳食かフードをミルクでふやかしてください

子猫用のドライフードやお湯やミルクをペースト状にして与えてください。子猫用に売られている物をそのまま使ってください。回数は1日4〜5回に分けて子猫に与えてください。下記がオススメです↓↓↓

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生後9週間〜1年までの食事:子猫の成長が止まるまでは子猫用のフード

成長期なので栄養価の高い子猫用キャットフードを1日3〜4回にわけて与えます。子猫の生後8ヶ月〜12ヶ月までが目安ですが、成長には個体差があるので、必要な場合は早めに成猫用のフードに切り替えて、成長が止まっても子猫用フードを与えていると肥満の原因にになりえます。

子猫用のフードとともに十分な水分を

子猫の生後8ヶ月〜12ヶ月までは栄養価の高い子猫用フードを与えます。子猫用のミルクを卒業したら、水を合わせて用意してあげてください。下記がオススメです↓↓↓

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子猫から成長猫までキャットフードのチェックポイントとは

市販のキャットフードにはいくつかのチェックポイントがあります。飼い主さんは、必要なチェックポイントを理解して確認をしてくださいね。

キャットフードのチェックポイント①:目的

目的によって総合栄養食、間食、その他の目的食の三つに分類されています。主食には、総合栄養食を選ぶようにしてください。

キャットフードのチェックポイント②:猫の適正年齢

キャットフードには、適正な年齢が表示されています。猫の年齢によって必要な栄養要素が異なってきます。子猫用、成猫用、老猫用、などの表示を確認して選ぶようにしてください。

キャットフードのチェックポイント③:原材料表示

10%以上利用している原材料が使用量の多い順に記載されています。肉類や魚類が最初に明記されているものがおすすめです。

キャットフードのチェックポイント④:内容量

時間の経過と共にフードの油脂成分が劣化したり、酸化します。使い切れる量は、2週間から3週間程度のものを選ぶのがベストだと思います。

キャットフードのチェックポイント⑤:賞味期限

賞味期限:なるべく新鮮なものを選ぶようにしてください。賞味期限が長い場合、強力な酸化防止剤が含まれている可能性が懸念されます。したがって、そのようなキャットフードは避けると良いでしょう。

子猫から成猫になった後の食事管理の注意点とは

成猫が1日に必要とするカロリーは体重や運動量によって異なります。肥満にならないように、月1回は体重を測って必要カロリーを算出してください。キャットフードには主に ドライタイプとウエットタイプがあります。 ドライフードは栄養バランスがよく、保存性にも優れていますが、水分量が少ないので水をたっぷり用意してください。一方で、ウエットフードは 水分が豊富で、嗜好性が高いのが特徴です。したがって、ドライフードよりも水分を必要としません。

成猫の場合は水をたっぷり、食事のカロリーを守る

猫のフードによってカロリーが異なるので表示を確認し、適正量をキッチンスケールなどではかり、1日2回から3回に分けて与えてください。必ずたっぷりの水を用意するのがポイントです。

猫の適正カロリーの計算方法

愛猫の理想の体重からカロリーの算出方法があります。是非参考にしてみてください。

  • 猫の体重✖️30+70=適切カロリー

成猫から高齢猫になった後の食事管理の注意点とは

老齢になると運動量が落ち、代謝も低くなるので、成猫に比べて2割減ほどのカロリーで足りるようになります。成猫用フードを与えていると太ってしまうので、老猫用に切り替え、愛猫の食欲に合 わせて1日1から4回に分けて与えましょう。猫の年齢的には6~10歳が目安ですが、個体差があるので愛猫の様子を見て判断してください。高齢猫は運動量が減り、あまり遊ばなくなるので、それは切り替えの時期です。猫は年齢とともに腎臓が弱ってくるので、水分をたっぷり与えることも重要になります。新鮮な水を常に用意しておくほか、水分の多いウェットフードを利用したり、生食を与えるのもおすすめです。

高齢猫の場合は食事だけにとどまらず病気も注意が必要

高齢猫になると病気になることが増えていきます。猫の病気によっては食事療法が必要になります。特定の病気のかかっているときは、飼い主さんの判断やカンに頼らず、かかりつけの動物病院に行き、獣医師の先生に相談するようにしましょう。 

子猫の飼い主がチェックする食事のポイントとは

愛猫に年齢や状態にあった食事を与える

子猫の成長や衰えのスピードは個体で差があります。飼い主は愛猫の様子を日々チェックして観察して食事を与えてください。

食事量や飲水量は毎日チェックする

子猫の体調は食欲に現れます。毎日の食事、飲水量が減っているのかなど把握しておく必要があります。

子猫の体重は、月1回体重チェックしてください

子猫の体重をチェックして、子猫に必要なカロリーを算出してください。そのためには、子猫の体重チェックは月一度チェッックしてください。忘れがちですが、愛猫のためにも必ず管理してくださいね。

子猫の年齢別の食事のまとめ

いかがでしたか。可愛い愛猫ですので猫の健康状態を守るためにも、飼い主さんは子猫の食事の理解も必須の役目です。子猫の管理は楽なものではないですが、是非とも愛猫の健康のためにも、適切な食事を与えてくださいね。

私の場合は、値段も手頃だったので下記を子猫のときにあげていました↓↓↓

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