猫はなぜ窓の外を眺めているのか?猫の気持ちや能力が影響している!?

猫が窓から外をじっと見つめているのを見たことってありませんか?何を考えているのか、どうして外をじっとしているのか疑問に思ったことってありませんか?猫が窓から外をじっと見つめている場合、人間に気づくことはできなくても、そこには何かしらの猫の気づきや理由があります。今回は、「なぜ猫が窓の外を眺めているのか」をご紹介したいと思います。

猫が窓を外を眺めるのは、動いている物を察知している!?

猫の視力は人間の10%ほどしかないと研究者によって解明されているので、決して猫は目がいい生き物ではないのです。猫にとって一番良く見える距離は、75センチほどだという研究結果も出ています。したがって、遠くを眺めようとしてもほとんど見えていないのが実態なのです。

猫の目は大変悪いが、視覚で動きを察知する能力がめちゃくちゃ高い!?

静止しているものを見る視力は低い猫ですが、視覚で動きを察知する能力が極めて高いと言われています。猫は全体がぼんやりとしか見えない分、その中を動く生き物やモノはなどは鮮明に見えると言われています。研究者によると、猫は1秒間に4ミリといったわずかな動きにも反応ができるのです。だから、ネズミなどにも俊敏な生き物にも反応ができるのでしょう。

猫は視覚の動きだけでなく、ひげや聴覚の能力がめちゃくちゃ高い!?

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この視覚に、わずかな空気の流れも感じ取るひげや、人間よりもずっと優れた聴覚を猫は持っています。これらを能力を組み合わせ、猫は50メートル離れていても「動くモノや生き物」に反応・察知できると言われています。

猫の窓の外を眺めている時間は、めちゃくちゃ長い!?

Melissa Shyan-Norwaltという研究者によって577匹の猫を調査したところ、猫が窓の外を眺めている時間は、1日に5時間程度費やしているケースがあることがわかりました。中央値でも、2時間窓の外を眺めているという驚異的な報告をしています。このことから、猫は一般に窓を眺める時間が極めて長いのだということがわかりました。ちなみに、研究結果によると、猫の約16%が窓を1日5時間以上見ていると報告しています。

猫はテレビでも動いているものに反応する!?

私たちがテレビを見ていると、猫がじっと画面を見つめていることがあるかと思います。なぜなら、テニスやサッカーの試合は、鳥の画像など、動くものがはっきりと写るため猫が反応するからです。時には画面上で動くボールや車などを目で追ったり、猫は前足を使って捕まえようと試みてたりすることもあります。

猫はテレビの映像を愉しく感じているのか?

猫のテレビの映像を愉しく見ているのでしょうか。研究者などでさえ、今のところ真相はわかっていないのです。猫の視覚では、テレビの映像がどのように映っているのかは、よくわかっていません。色の認識や、形の捉え方の精度、明暗への反応など、猫と人間とは異なるところが多いのです。したがって、猫と人間では、同じような映像が見えているわけではないのです。

なぜ猫は窓の外を眺めるように、テレビの映像にも反応するのか?

猫は、動く物や生き物に反応するという習性があります。これは、窓の外を眺めている時に理由と同じです。それでも動きを察知し、ついつい反応してしまうことがあるようです。

ちなみに、猫の視力はいつ頃成長するのか?

猫の視力は生後2〜10週の間で16倍に発達すると言われています。猫の視力は、短期間で驚異的に成長するのです。生後2〜10週の間の猫は、たて縞しか、認識できないという報告もあります。

猫はなぜ窓の外を眺める理由のまとめ

猫はなぜ窓の外を眺めるのか:①猫は動くものや生き物に敏感に反応する

たとえ、50メートル離れていても、動く物ならば猫は察知できる能力がある

猫はなぜ窓の外を眺めるのか:②動くものがテレビの中にいると反応する

猫は動くものや生き物が映っていると、テレビでも見つめたり反応したりすることがある。

猫はなぜ窓の外を眺めているのかのまとめ

いかがでしたか。猫の視覚力はとても弱いのですが、猫は動いている物や生き物に対して驚異的な能力を持っています。人間にはない驚異的な能力を持っている猫だからこそ、猫は窓の外を覗いているのです。飼い主さんは、窓の外を猫が眺めていてもとめず、同じように動いている物を見つけられれば、猫の神秘的な視覚についての理解が深まるかもしれませんねー。

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