正しい猫のシャンプーの仕方を知っていますか?効率的な実践方法とシャンプーを苦手とする場合の対処方法と共に

猫のシャンプーのやり方がうまくいかないケースって多いのではないでしょうか。猫の短毛種はシャンプーをする必要はありませんが、猫の長毛種は毛を清潔に保つ必要があります。猫は本来シャンプーや水が苦手ですが、正しいアプローチを理解して、効率よく清潔にさせてあげることが大切です。今回は、正しい猫のシャンプーの仕方についてご紹介したいと思います。

猫のシャンプーのポイントは、猫の様子を細かくチェックする

初めからシャンプーや水に抵抗のない猫はほとんどいません。ですので、突然シャンプーをするのではなく、最初は軽く足をお湯につけるなどステップを踏むことがポイントです。猫に少しづつ水に慣らしてから、シャンプーへと進めていくのです。

シャンプーをする時は、猫の様子を細かくチェックしてください。なぜなら、猫は恐怖やストレスを感じると開口呼吸を引き起こすことがあるからです。シャンプー中は、猫をリラックスさせるために、常に優しく声をかけてあげてください。もし猫がパニックになったり、怯えていたりしたら、一度猫の体をバスタオルに包み、作業を中断してください。

猫のシャンプー前にチェックする項目とは?

猫のシャンプー前にいくつかの項目をチェックしてください。

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  • 猫のシャンプー前のチェック項目:①食欲や元気があるのか?
  • 猫のシャンプー前のチェック項目:②うんちの状態はいつも通りか?
  • 猫のシャンプー前のチェック項目:③体温はいつもと変化はないか?
  • 猫のシャンプー前のチェック項目:④暖房器具の準備、もしくは日当たりなどの環境は問題ないか?
  • 猫のシャンプー前のチェック項目:⑤爪は切ってあるのか?
  • 猫のシャンプー前のチェック項目:⑥ブラッシングはしたのか?
  • 猫のシャンプー前のチェック項目:⑦扉や窓は閉めているのか?

猫の様子に変化がないかシャンプー前に確認してください。もし変化がある場合は、一旦様子をみて止めることも大切です。無理にやると猫はトラウマになってシャンプーやお湯をより嫌いになってしまいます。

正しい猫のシャンプーの仕方・実践編

猫にとってシャンプーは苦痛となる可能性が高いです。愛猫のストレスを考えると、出来るだけ早く終わらせてあげることが望ましいでしょう。ですので、飼い主さんは、事前準備をしてから猫のシャンプーをしてくださいね。

正しい猫のシャンプーの仕方:①準備

猫のシャンプーは猫用の物を選んでくださいバスタオルやスポンジやドライヤーなどの乾かす道具も準備してあげてください。

正しい猫のシャンプーの仕方:②猫の体を濡らしてからシャンプーをする

シャンプーは猫を抱える人、洗う人、二人で行うのがベストです。また、猫を濡らす前にしばらくシャンプーを出しておき、シャワーの音に慣らしてから始めましょう。

1. 猫の体を濡らす

猫が逃げないよう、前足の間に人差し指を入れて足の根元をしっかりと固定してあげてください。シャワーベットを猫の体に密着させ、足から腰、背中、お腹、首と下から上に向かって濡らしてください。顔周りは、優しくスポンジで綺麗にしてあげてください。

2. 猫にシャンプーをする

猫のシャンプーを手で泡立てから行うとうまくいきます。シャンプーの種類によって泡立ちなど異なるので事前荷チェックしてくださいね。

  1. 猫の頭から体へと洗ってください。猫のシャンプーは、頭、体、尻尾と、上から下へ向かって洗っていくのがポイントです。猫に爪を立てずに、指の腹を使って優しく洗うことをオススメします。猫は顔を現れることをすごく嫌がりますが、問題なければ優しく顔まわりも綺麗にしてあげてください。
  2. 猫のしっぽを触られるのを嫌う猫も多いですが、最後に優しくしっぽも洗ってください。

3. お湯に慣れていない猫の場合は?

もしお湯に慣れていない猫、シャワーが苦手な猫には、洗面器を使ってください。ポイントは猫を洗面器に足が浸かるくらいまでぬるま湯を張り、ゆっくりと猫をいれてあげることです。手で猫をすくって、お湯をかけるなどして、お湯に馴染ませてから猫をシャンプーしてあげるとうまくいくでしょう。

正しい猫のシャンプーの仕方:③猫の体をすすぐ

シャンプーの液体や成分が体に残っていると、猫の毛づくろいする際に、猫が食べてしまうリスクがあります。猫にすすぎ残しがないように、被毛の根元まで丁寧に綺麗にしてあげてください。

1. 猫の体をすすぐ

猫のすすぎは顔周りから始めてください。お湯が猫の目や耳、鼻に入らないよう、スポンジで優しくすすいであげてください。首、背中、お腹、脇の下、尻尾と体の上から下の順で優しく洗うと良いでしょう。脇の下や指の間にシャンプが残りやすいので気をつけてください。猫の体をすすぐポイントは、後ろ足は最後に洗うと良いでしょう。

2. 猫の水気をとる

丁寧に猫の体をすすいだ後は、手で水分をとります。背中やお腹は、上から下へ向かって手で撫でるようにして水気を取り、足や尻尾は軽く握って水を絞りましょう。

3. 最後に猫を抱えてあげる

猫の足や尻尾がお湯につかないくらいに持ち上げ最後に水気を切ってください。

正しい猫のシャンプーの仕方:④猫の体を乾かす

猫が嫌がるからといって半乾きは、猫の健康によくないです。猫の体調不良となる原因になりますので気をつけてください。しっかりと乾かすように正しいアプローチで猫の体を乾かしてください。

1. 猫の体を乾かす

猫の体をすすいだ後は、すぐ体をタオルで包むとよいでしょう。なぜなら、猫はタオルで包まれると安心して落ち着くからです。猫の体を乾かす際には、猫の表面の水分をとるのはもちろんですが、猫の毛の奥までしっかりとタオルでふいてください。

2. 猫をドライヤーで乾かす

ドライヤーは猫のお尻の方からかけてください。ブラシを使って毛をかき分け、根元までしっかりと乾かしてください。最後に冷風をかけて乾き残しがないか確認してください。

3. 猫の体を乾かす仕上げ

猫の被毛が乾いたら、コームやスリッカーブラシで、毛並みを整えてください。この時きちんと綺麗にしてあげないと、猫の毛玉の原因となってしまいますので注意が必要です。こんな物がオススメ↓↓↓

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4. 猫がドライヤーを嫌がる場合

猫は音に敏感な生き物です。ドライヤーの音も猫にとっては不快でしかありません。とはいえ、猫のシャンプー後のドライヤーは必要なのでできるだけ時間を短くなるように工夫してください。例えば、タオルドライを二度やるなど工夫すると良いでしょう。どうしても猫のドライヤーがうまく行かないこともあります。その場合は、猫のドライヤーの時間を最小限にするべく、タオルドライを念入りにし、軽くドライヤーをかける程度にすると良いでしょう。

どうしても愛猫がシャンプーが苦手な対処方法

もし愛猫がどうしてもシャンプーが苦手ならば、ムースシャンプーを利用してあげてください。ムースシャンプーは体につけて拭き取るだけのシャンプーなので、水やお湯やドライヤーが苦手な猫でもシャンプーができます。試してみてくださいね。

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猫がドライヤーを苦手とする場合の対処方法

猫がドライヤーを苦手とする場合の対処方法を紹介します。

  • 猫がドライヤーが苦手の場合、猫に音を慣れさせてください。ドライヤーのスイッチをあらかじめ入れておき、音に慣れさせる環境作りをしてください。飼い主であるあなたが猫の前でドライヤーを意図的に使用するなどすると良いでしょう。普段から愛猫にドライヤーの音に馴染ませていくのです。
  • 最初は、猫の胸部と腹部のみを乾かしてください。その後、部屋や猫のいる環境を暖かくして、早く乾かせる環境を作る対処方法もあります。最終的には、猫の様子をみて、ドライヤーを当てる面積を広くしていくと良いでしょう。

猫のシャンプーの仕方の参考動画とまとめ


猫がシャンプーに対して安心しているので、参考になるかと思います。

猫のシャンプーの仕方:①猫のシャンプー前の体調をチェックしてください

猫のシャンプーは猫の体調のいい時に行ってください。ワクチン前の子猫や妊娠中の猫のシャンプーは厳禁ですので注意してください。

猫のシャンプーの仕方:②猫のシャンプーで必要な物を事前に用意してください

シャンプー、リンスー、バスタオル、ドライヤー、スポンジなど猫のシャンプーの際に必要な物を事前に用意して、飼い主さんは愛猫のためにシャンプーの時間を短縮する努力をしてください。

猫のシャンプーの仕方:③飼い主さんは猫の様子を常に確認する

飼い主さんは、猫の様子に変化がないかを常日頃から確認してください。問題なければ、愛猫にシャンプーをしてあげてください。

猫のシャンプーの仕方のまとめ

いかがでしたか。猫にシャンプーをするのは容易な作業ではありませんが、猫のシャンプーの仕方には正確なアプローチがあります。もし飼い主さんで猫のシャンプーがうまくいかないなどといった問題を抱えている場合、正しいシャンプーの仕方を早速実践してみてくださいね。

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