猫の健康チェックの方法とは?病気を未然に予防するポイントと共に

猫の様子がいつもとなんだか違う時、あなたならどうしますか。不安になる飼い主さんも多いのではないでしょうか。これは猫の病気のサインの可能性が考えられます。そこで、今回は猫の健康チェックの方法をご紹介したいと思います。飼い主の皆さんは日々の猫の健康チェックで、病気の早期発見に努めてくださいね。

猫の健康チェックは、体調のいい時のデータを取る!?

猫は我慢強い動物で、痛みや苦しみがあってもなかなか表に出しません。でも、そんなときの猫は様々な病気のサインを見逃さないためには、健康時の体の状況を把握することが大切です。元気な時の愛猫の体重、体温、呼吸数、脈拍数を測っておいてください。猫の異変に気づいたら、平常時のデータと比較することで、病気かどうかの疑いがわかるようになります。万が一、猫の病気が疑われる時には、かかりつけの動物病院で獣医師の先生に相談してください。

猫の健康チェックのデータの取り方とは?

猫の健康チェック:①猫の体重

猫をキャリーバッグに入れて体重計に乗せ、バッグの重さを計れば猫の正確な体重が計れます。他にも、飼い主さんが抱っこして、猫の体重を測り、飼い主さんの体重を引くなど猫の体重を測るアプローチはいくつもあります。

猫の健康チェック:②猫の体温

猫の体温は、耳で測るペット用の家子体温計が便利(アマゾン↓)ですのでおすすめです。他にも猫の体温は、肛門で測ることもできます。その場合は、猫の尻尾を軽く持ち上げて体温計を2〜3センチ入れて、1分ほど待てば測れます。

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猫の健康チェック:③猫の脈拍数

猫の脈拍数は、後ろ足の付け根の裏側にある股動脈に、人差し指、中指、薬指を当てて、1分間の脈拍数を数えます。猫の心臓の脈数でも、猫の脈拍数が測れます。

猫の健康チェック:④猫の呼吸数

猫の呼吸数は、胸やお腹の動きを観察し、1分間に上下に動く回数を数えましょう。猫の呼吸数は、猫の上下の往復で一回と数えます。

猫の健康を把握するコツとは?

毎日、愛猫の体を触る時間を作っていますか。毎日愛猫の体を全身くまなく触り、もし異変がないか、普段との違いがあるか、を把握してください。猫の健康を把握するためのスキンシップによるコミュニケーションは、猫とのきずなも深まりいいことづくしです。とりわけ、猫の触るべきポイントを下記で説明したいと思います。何かしらの症状や変化があれば動物病院に行き、獣医師の先生に相談してください。

健康チェックのために猫を触るべきポイント

  • 猫の触るべきポイント:①耳の中

猫の耳の中が臭い。猫の耳が汚れている。耳垢の量や色がいつもと違う。猫の頭を傾ける。猫の頭をふる。

  • 猫の触るべきポイント:②目やに

猫の目が赤い。猫の目が白く濁っている。猫の目にヤニが出る。涙が出る。瞬膜が出ている。目をこすったり、痒がったりする。

  • 猫の触るべきポイント:③表情

猫の口の動き、いつもより表情がつらそう、元気がない、落ち着きのない表情、関節が外れやすいなど

  • 猫の触るべきポイント:④よだれ

猫によだれが出ていないか、口が臭い、口の周りにぶつぶつがある。歯がぐらつく。

  • 猫の触るべきポイント:⑤皮膚の状態

猫の体をしきりにかく、猫の体を舐め続けるなど

  • 猫の触るべきポイント:⑥肛門
  • 猫の触るべきポイント:⑦しこりの有無

猫の肥満度の健康チェック

Very Thin:①猫の体重不足

Ideal:②猫の理想体重

Obese:③猫の肥満気味

Overweight:④猫の肥満

猫の肥満度:①猫の体重不足

猫の体重不足は皮下脂肪がごく薄く、触ると簡単に骨の凹凸がわかる場合は、もう少し猫を太らせる必要があります。

猫の肥満度:②猫の理想体重

猫の理想体重とは、わずかに脂肪に覆われ、触ると肋骨の形が明瞭に確認できる状態です。腰が適度にくびれていて、お腹はごく薄い脂肪層に覆われています。

猫の肥満度:③猫の体重が少し肥満気味

猫の脂肪がかなりあり、触っても肋骨の形がわかりません。腰のくびれはほとんどなく、お腹も丸美を帯びています。

猫の肥満度:④猫の肥満

猫が厚い脂肪に覆われ、触っても全く肋骨が確認できません。猫の腰は丸みがり、顔や四肢に脂肪が溜まった状態です。

猫の行動から健康チェック

毎日の猫の排泄状況、食事量の変化、飲水量は必ずチェックしてください。猫があまり動かない、歩き方がおかしい、抱っこされるのをいやがるなど、いつもの行動と違う様子が、見られたら要注意です。また、いつもならば積極的に遊ぶのに、猫が体調不良により遊ばないなんてこともあります。何か愛猫がおかしいと感じたら、必ずかかりつけの動物病院へ行き獣医師の先生に相談するとよいでしょう。

猫の健康チェックのまとめ

猫の健康チェックのまとめ:①愛猫の健康時のデータを知っておく

あらかじめ猫の健康時の体重、体温、呼吸数、脈拍数を測っておけば、異常に気づきやすくなります。

猫の健康チェックのまとめ:②毎日猫の観察を欠かさない

毎日の猫のボディチェックと行動チェックで愛猫の健康状態を確認しましょう。ここでも、猫の通常時との比較が大切です。

猫の健康チェックのまとめ:③異変があったら動物病院へ

異変があったら、自己判断せず、かかりつけの動物病院で獣医師の先生に相談してください。

猫の健康チェックのまとめ

猫はいつもと違う表情をしている時は、病気の可能性がありえます。猫は本来我慢強く、違いが目で見て発見するのが難しい部分も多いかと思います、そんな時は猫の体のデータを測り、大切な猫の異変をデータで見つけてあげてください。大切な愛猫の病気予防のためにも、定期的にチェックすることをオススメします。

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