猫を飼うならどれくらい費用が必要なのか？実際に猫を飼っているケースとともに

猫の費用ってどれくらいかかると思いますか？猫の可愛さに目を向けがちですが、実際に飼ってみると以外にも費用がかかります。キャットフード、トイレの砂、おもちゃなどは、猫を飼うために必要な費用です。猫一匹に対して、どれくらいの費用がかかるのでしょうか。今回はそこで猫の費用について詳しくご紹介したいと思います。

1 最低限かかる費用とは何か？
2 猫の食べる食事の量とは？
3 猫の缶詰や砂代の費用
4 猫のその他に必要なものの費用とは？
5 猫の医療費とは？
6 猫の保険
7 ケースで学ぶ猫の費用とは？
8 実例で学ぶ費用とは：①猫の毎月の食費とは？
9 実例で学ぶ費用とは：②猫の季節要因でかかる医療費用とは？
10 実例で学ぶ費用とは：③猫の消耗品や娯楽費とは？
11 実例で学ぶ費用：④猫の準備品代とは？
12 実例で学ぶ費用：①〜④の猫のトータル年間費用とは？
13 猫の費用のまとめ
14 関連

最低限かかる費用とは何か？

室内飼いの猫の食事の取り方は、月々の生活費として削れないのが猫の食事代とトイレの砂代です。この二つの猫の費用は必ずかかる費用と言えます。猫のフードは大きく分けてドライフードと、缶詰の食事の２種類があります。どのフードを選ぶかは、猫の好みや健康状態によりますが、現在ではライフステージ別のドライフードをすすめる獣医師が多くなっています。

猫の食べる食事の量とは？

完全室内飼いの大人の猫では、缶詰の場合２００〜２５０グラムが一般的なのに対して、ドライフードの場合は６０グラム〜９０グラムが標準的な量です。

猫の缶詰や砂代の費用

平均的な缶詰１缶が１８０〜２００グラムで１３０円前後とすると、一ヶ月に４０００〜５０００円近くかかります。また、ドライフードは、商品によってかなり値段の開きがありますが、１袋１Kg入りのフードを８００円とすると、月あたり１５００円から２５００円前後と見積もられます。

もちろん、商品によって値段は違いますし、ディスカウントショップで購入すればより安くなります。猫の砂は、鉱物砂の場合一ヶ月消費する量は、１袋６００〜７００円を1〜1.5袋使うとして１３００円前後、紙砂なら１袋５００〜６００円を２袋使うとして１１００円前後になります。

ところが砂代は、年々安くなっているため、フードやディスカウントショップやアマゾンなどで買えば安く買えます。インターネットを活用し、まとめ買いによって安くなることもあります。うまく節約してくださいね。

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猫のその他に必要なものの費用とは？

猫のおもちゃや爪研ぎ板、おやつなども費用としてかかります。月々５０００〜７０００円程度は覚悟したほうが良いでしょう。

猫の医療費とは？

猫の予防注射と健康診断の代金もかかります。たとえ、猫の室内外であっても、ワクチンは摂種することをすすめます。なぜなら、ペットホテル、ペットシッター、ワクチンを摂取していない猫は扱わないところが増えているからです。

猫汎白血球は減少症、猫ウイルス性鼻気管支炎、猫カリシウイルスで完成症の３種混合ワクチンを摂取している猫が多いようです。猫白血病ウイルス感染症と猫クラミジア感染症のワクチンもあります。できるだけワクチンで防いであげましょう。

猫の保険

猫には当然ながら保険が適用されません。したがって、猫は動物病院での費用は全て実費負担となります。最近では、掛け捨てのペット保険なども販売されていますので、気になるかたは万一に備えた保険の選択もありかと思います。

ケースで学ぶ猫の費用とは？

猫の食事とトイレの砂代は、毎日の生活費用として必要です。まず、猫の費用で理解すべきは、猫の大きさによって猫の餌代がかわることです。小柄な猫は２キロぐらいなのに対して、肥満気味の猫は８キロを超えることもしばしばあります。中には、猫の食事を手作り食にするケースもありえます。今回のケースは、５歳で７キロの猫を対象として、ヒアリングしました。