愛犬の問題行動と対処方法6選まとめ!良くある問題行動を中心に

みなさんの愛犬が問題行動を起こしてしまう場面ってどんなシチュエーションですか。愛犬はしっかり言うことを聞いてくれればいいのですが、時に犬の本能のままに問題行動をとってしまうことがあります。愛犬の小さい時からの習慣やしつけが、成長した時に困った問題行動の引き金となることが多いのです。今回は、放っておくとリスクの高い愛犬の問題行動と対処方法についてご紹介したいと思います。それではさっそく見ていきましょう。

犬の問題行動:①犬の甘噛み

犬の問題行動としてよくあるのが、小さな犬はよく甘噛みすることがあります。それは歯の生え変わりの時期で歯が痒かったりするためにする行動です。子犬の歯が永久歯に生え変わるまでの時期は、約45か月辺りから、78か月くらいにかけてと言われています。犬の歯が痒くなるために、次々に噛み心地良いものを噛んで回ってしまうのです。

他にも、最初は確かに歯が痒くて甘噛みをしていたかもしれませんが、人の手を甘噛みすると何らかのリアクションがあり、それが楽しくなって甘噛みを繰り返してしまうケースです。そしてどんどんエスカレートしていき、ついには甘噛みでは済まなくなってしまうこともあります。

飼い主さんにしてくる甘噛みも、ずっと続けていると、犬は自分の方が飼い主よりも上なのだと認識してしまい、言うことを聞かなくなったり、噛みつこうとしてくる可能性があります。

犬の問題行動の対処方法:犬の甘噛みをやめさせるにはどうすればいいのか?

まず犬の問題行動の対処方法として、人の手や足で遊ばせないようにしましょう。子犬のころは動くものに飛びついたり、噛んだりします。そしてそれが人の手なのかおもちゃなのか判断がつかないことがあります。そのため、人の手や足にじゃれついてきたら、そのまま遊ばせずにやめさせるようにすることが犬の問題行動の対処方法として有効です。

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そして遊んでいる最中に手を「がぶっと」噛まれた場合、痛くなくても思わず手を引っ込めてしまうことがあるかもしれません。しかし、これはオススメしません。なぜなら、引っ込めると犬は余計に追いかけて噛みつこうとしてくるからです。そのため、逆に手を口の奥に押し込んで、無理やり口を大きく開けさせるようにしましょう

他の犬の問題行動の対処方法は、犬の前で「大きな声で痛い!」と大袈裟に痛がるアプローチです。犬がびっくりするくらいの大きな声です。何度もそうすることで、噛んだら飼い主さんを傷つける、噛むことはいけないことと認識してくれます。同じような行動をしても、噛みつかなかった時は、しっかりと誉めてあげましょう。

他にも甘噛みをやめさせるために、役立ちグッズなどがお店で販売されていますので、興味がある方は是非調べてみてくださいね。

犬の問題行動:②犬に物を渡さない

犬の問題行動でコマンドが挙げられます。例えば、「愛犬とおもちゃで遊んでいるとき、放せ!」というコマンドをちゃんと聞き入れますか。あるいは「何も言わずとも犬の方から離しますか?」もし引っ張り合いをして遊んでいる場合、飼い主から離してはいけません。そうすると、犬の方が自分が優位であると勘違いしてしまいます。引っ張り合いを始めたら、最後まで離さず勝つように示す必要があります。

犬の問題行動の対処方法:②犬は咥えたものを離さない時のしつけの仕方とは

犬の問題行動の対処方法では、おもちゃを2つ用意して、一つを犬が噛んでいるうちにもう一つのおもちゃを見せ、今咥えているものを離しかけた時に、ちょうだい、または放せなど統一した言葉をかけるようにします。

犬の問題行動の際に、何度も何度もそれを繰り返すうちに、犬は今咥えたものを離してほしい時に、ちょうだい、または放せというということを理解できるのです。最初のうちは、おやつを使っても良いと思います。犬の問題行動の対処方法として、離すと良いことがある、ということを犬に教えることが大切なのです。

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犬の問題行動:③犬が前を歩く

犬の散歩をしている時、犬がリードをぐいぐい引っ張って前を歩いていることってありませんか。犬の行きたいところへ行きたいように行かせていては、犬が自分がリーダーであると勘違いしてしまいます。犬がぐいぐい引っ張るときは、一度止まるなどして少し落ち着かせることが大切です。たまに犬が引っ張る方向とは違う方向に急に方向転換させるなどして、リーダーはあくまで飼い主であるということをしっかり示すことが大切です。

犬の問題行動の対処方法:③犬が前を歩くのをやめさせるためには

犬の問題行動の対処方法として、犬がリードを引っ張って前を歩く場合には、リードの持ち方を工夫することが大切です 。飼い主さんは、右手にリードを巻き付けて、左手でコントロールします。もし犬が前を歩こうとしたら一度止まります。そして犬を自分の横に位置につけさせます。

犬がしっかりできた時は、しっかり誉めてあげましょう。犬が先に行こうとしたときに、足を犬の前に出して先を行かせないようにしたり、ダメと言って止まるのも効果的と言えるでしょう。犬の問題行動の対処方法として、犬の思い通りに散歩は出来ず、飼い主に主導権があるということを教えることが大切なのです。

犬の問題行動:④犬のマウンティング

犬の問題行動で代表的な例として、犬のマウンティングは何も発情期だけの行動ではありません。犬同士の上下関係を計る際にもオスメス関係なくみられる行動です。そのため、自分の方が優位なのだと示すための行動であると言えます。他にも、ただ遊びでやっていたら楽しくて癖になってしまったということもあります。また、飼い主が忙しくてかまってほしいという時に、このマウンティングを行ったり、ストレス発散の意味で行うこともあります。

犬の問題行動であるマウンティングをずっと繰り返すようなら、愛犬に控えるようにしつけをさせるべきでしょう。犬がどんどんエスカレートして、相手に吠えたり、噛みつこうとするなどの威嚇行動へとつながっていく恐れがあります。

犬の問題行動の対処方法:④犬のマウンティングをやめさせるには?

犬の問題行動のマウンティングには様々な理由が考えられますが、犬が散歩していてリードを持っているなら引っ張って話すことができますが、ドッグランなどで自由に遊んでいる時には、呼んだらすぐに戻ってくるように、日ごろからの呼び戻しの訓練が必要になります。

もし飼い主にマウンティングをしてきたら、さっとその場を離れて無視するようにしましょう。犬がマウンティングをしたらかまってもらえないのだということを犬に理解させることが問題行動の対処方法として有効なアプローチといえます。

犬の問題行動のマウンティングに関してもっと知りたければ、下記をチェックしてください。

犬の問題行動:⑤犬の拾い食い

犬の問題行動として、意外にたくさんの犬が拾い食いをしてしまっています。飼い主の目を盗みパクっと一口!なんてことも少なくありません。それが、本当に食べ物なら危険性は低いのですが、犬が何か食べては危険なもの、例えば吐き捨てられたガム、たばこの吸い殻、石、チョコレートなど犬が食べてはいけないものなどです。そのため、犬の問題行動である拾い喰いは、小さい時から、拾い食いをさせないようにする必要があります。

犬の問題行動の対処方法:⑤拾い食いをやめさせるには?

犬の問題行動の対処方法して、犬の拾い食いをやめさせるには、散歩の際には、犬が何かを咥えようとしたらリードをぐっと引っ張り、ダメという合図を送ることが大切です。それから、物を離さないという項目でも記しましたが、ちょうだい、または放せといった飼い主の命令にしっかりと従うように訓練することも必要でしょう。

もしくは、アイコンタクトを行い、名前を呼んで気を紛らわせるようにするのも一つの方法です。

犬の問題行動:⑥犬の尻尾を追いかけて回る

犬の問題行動として、犬の尻尾を追いかけてくるくる回っている姿をみかけることがあります。これは子犬のころは、遊びとして行っている場合がありますが、成犬でこのような行動をしている場合には、ストレスを感じている可能性が考えられます。つまり、犬のストレスを紛らわせるために行っていることもあるのです。これは犬の危険な行動というよりは、ストレスが溜まっているのかな?と愛犬の様子をしっかり観察して把握することが飼い主さんにとって大切なポイントです。

犬の問題行動の対処方法:⑥犬自身の尻尾を追いかけるのをやめさせるには?

犬の問題行動の対処方法として、子犬のころの遊びならまだ良いですが、もしストレスを感じていてこの行動をしているなら、そのストレスになる何かを取り除いてあげなければなりません。「愛犬との時間をしっかりと持っているのか?」、「愛犬としっかり遊んであげているのか?」、「犬は何かに怯えていないか?」など犬の問題行動の対処方法として愛犬を理解していることが犬の問題行動の有効な対処方法のアプローチだと言えます。

犬の問題行動と対処方法のまとめ

いかがでしたか。一度愛犬の行動を振り返ってみてください。幾つか問題行動には原因が隠れています。適切なしつけや対処方法を指導すれば、愛犬は学び改善することでしょう。あなたと愛犬がハッピーな生活を送ることが出来ることを応援しています。

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