猫が匂いを嗅ぐ意味とは?ネコはなぜクンクンしたり、変な顔するのか?

猫が匂いを嗅ぐとき、なぜかクンクンしたり、変な顔をすることってありませんか。これには猫の発達している嗅覚に理由があります。今回はそんな、猫が匂いを嗅ぐ意味とは?クンクンしたり、変な顔する理由を詳しくご紹介します。猫のクンクンする時の気持ちを探りたいと思います!

 アニマルライブラリー|可愛い犬や猫の情報満... 
アニマルライブラリー|可愛い犬や猫の情報満載ブログ
http://animallibrary.jp/2018/02/11/catbringssoaks/
犬や猫の情報満載のわんちゃん・ねこちゃんブログ

目次

猫はクンクンと匂いを嗅ぐことで食べ物や相手との関係を判断している!?

猫はテレビを見ていたり、知らない人がきたりすると、猫はクンクンと近寄って匂いを嗅いできたりしませんか。猫の発達している嗅覚を持っているため、猫はクンクンと匂いを嗅いで食べ物や相手との関係をチェックしているのです。

猫の嗅覚神経が集まっている嗅球の細胞数を調べてみると、人間は約5200万個、猫は約6700万個といわれています。猫の嗅覚は犬には劣りますが、単に能力だけの比較ですと、おそらく麻薬犬ならぬ麻薬猫ができる位に発達していると思われます

猫の食事にとって、匂いはとても重要です。なぜなら、食べてよいのかおいしそうなのかを猫はクンクンとにおいで判断するからです。したがって、猫は鼻をつまらせてしまうと、クンクンと匂いを感じられなくなり、猫の食欲は、途端に落ちてしまいます。また、猫は、よく知っているもの、安心できるものかどうかも、クンクンと匂いで判断します。猫同士は互いに顔を寄せ合い、匂いを嗅ぎ合ってあいさつしますし、知っている人間かどうかも、クンクンと匂いで判断します。猫自身の周囲に体をこすりつけて匂いを残すのも、猫自身のにおいのなかで安心したいからだといわれています。反対に、猫は未知のものに出会ったときも、まずクンクンと匂いを確認します。例えば、猫は人間だけで留まらず、食べ物やゲーム、人形などにもクンクンと匂いを嗅ぐことがあります。

猫のクンクン匂いを嗅ぐのは生まれてすぐから行う!?

スポンサーリンク

猫のクンクンと匂いを嗅ぐ力は、生後すぐの時期から発達し、子猫が最初に頼りにするのが嗅覚です。猫は生後3日目頃から、子猫は授乳のとき、それぞれ自分のお気に入りの乳首を決め、そこで乳を飲むようになります。このとき、猫まだ目が開いていない子猫たちは、匂いを手がかりに自分用の乳首を探し当てます。また、猫は子猫を巣から離すと、悲しげな声で鳴きますが、巣の匂いをクンクンと嗅がせると、落ち着きます。そして巣の近くに置いてやると、巣の匂いを頼りに戻っていきます。

猫にマタタビということがあります。これは猫はマタタビなど特定の植物の匂いに反応し、激しく興奮することがあります。それだけ猫にとってクンクンと匂いを嗅ぐのはとても重要なものなのです。

猫はクンクン匂いを嗅ぐのは様々な匂いを理解している

  • 猫のクンクンの意味①:美味しそうな匂いを理解している
  • 猫のクンクンの意味②:よく知っている猫の匂いを理解している
  • 猫のクンクンの意味③:他の猫が残した匂いを理解している
  • 猫のクンクンの意味④:よく知っている人間の匂いを理解している

猫のクンクン嗅ぐのは、生まれてすぐに発達している

視力が発達する前の子猫の頼れるものは、嗅覚です。数ある乳首の中から猫は自分専用の乳首を当てるのも嗅覚を利用して理解しているからです。また、猫は母猫の巣の匂いに包まれて、落ち着きます。

猫が匂いを嗅ぐ時、口を開けて匂いを感じるのはなぜか?

猫のブレーメンは、前歯の裏側から匂いを取り込みます。猫のブレーメンの表情は、口を半開きの状態にします。上唇をまくりあげるように、息を吸い込みます。これをみて私たちは変な顔だと判断するのです。ヤコブソン器官は、前歯の裏側にある2つの小さな穴です。

他の猫の匂いにも反応します。猫は他の猫のおしっこに反応します。ほかにも、猫は匂いの強いものに反応します。人間ですと、靴下などで反応しブレーメンの表情をします。

 アニマルライブラリー|可愛い犬や猫の情報満... 
アニマルライブラリー|可愛い犬や猫の情報満載ブログ
http://animallibrary.jp/2018/02/11/catbringssoaks/
犬や猫の情報満載のわんちゃん・ねこちゃんブログ

終わりに

猫は匂いを嗅ぐ時クンクンする意味は、猫の鼻が異常に発達していて、それに頼っているからです。猫の鼻は早い段階から発達していて、それは猫にとって重要な役割なのです。また、他にも猫には鼻とは別に匂いを感じ取る器官があり、それを利用すると、猫は口を半開きとなり変な顔をしているというわけです。是非、愛猫を飼っている場合はヤコブソン器官をチェックしてみてはどうでしょうか。

Amazon

スポンサーリンク

Follow me!

Pocket