アビシニアンという猫種を知っていますか?クレオパトラにも愛された性格や毛色の特徴など魅力を紹介します
クレオパトラにも愛されたアビシニアンという猫種を知っていますか。アビシニアンは大変頭も良く、美しいタイトな体を持ち、運動能力も活発で高いです。今回はそんな、アビシニアンの特徴や性格や価格帯など幅広くご紹介したいと思います。
目次
アビシニアンの猫種情報
- アビシニアンの英語名称:Abyssinian
- アビシニアンの名称:イギリス・エチアピア
- アビシニアンの原種:不明
- アビシニアンの原産国:エジプト
- アビシニアンの大きさ(体重):アビシニアンの雄(オス) 3.0kg~4.5kg アビシニアンの雌(メス) 2.5kg~3.5kg
- アビシニアンの毛種:短毛種
- アビシニアンの毛色:ルディー、レッド、ブルー、フォーンなど
- アビシニアンの公認団体:CFA、TICA 、FIFe 、GCCF
アビシニアンの歴史
アビシニアンの歴史は、諸説あります。いくつか論じられていますが、まだ現代においてもまだ解明されていません。品種の起源に関する主張の多くは、現実よりももっと神話や幻想であり、論争は今日まで残っています。例えば、古代エジプトの壁画などの猫の特徴がアビシニアンとそっくりなので4000年前にも存在したとの説もあります。
また、他にも、イギリスのアビシニア戦争後、1868年イギリス兵がエジプトのアレクサンドリアの港にいたズーラと呼ばれる雌ネコをイギリスに持ち帰ったのが起源ともいわれています。1871年クリスタル・パレス・キャット・ショーに出品された異常な品種の一つとしてアビシニアンは登場し、「アビシニア戦争で捕えられた」と言われていました。その後、イギリスのシマ猫との間で掛け合わされた結果、ヨーロッパにも拡大していきました。したがって、世界中のアビシニアンはこのズーラの子孫だと推測されている説もあります。
一方で、リビアから同種のネコがアメリカに持ち込まれた可能性も論じられています。ただし、正確なアビシニアンの歴史は今も論じられて解明されていないのが現状です。
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アビシニアンの特徴とは?
アビシニアンの性格とは?
アビシニアンの毛色は?
アビシニアンの体の特徴?
- アビシニアンのコート:アビシニアンの短毛は毛は中くらいの長さで、シルキーで柔らかな手触りです。アビシニアンタ
ビーと呼ばれる独特のティッキングにより、光や動きで被毛が輝いて見えます。 - アビシニアンの体型:中くらいの長さのフォーリンタイプで、優美でしなやかです。
- アビシニアンの発生国:従来はエチオピア(旧アビシニア)でアビシニアンが自然発生と言われていました。しかし、インド洋沿岸から東南アジアに起源があることが遺伝的に調べられた。現在のタイプはイギリスの在来種との交配によると考えられています。
アビシニアンの毛のケア
アビシニアンの短毛の猫のお手入れや短毛の猫にコームやブラシを入れる場合には、その品種がどのような毛質であるか、あるいはアンダーコートを持つ種類によって変わってきます。毛質が柔らかい場合は、抜けてきた毛を軽く取り除く程度とし、タオル、セームなどで毛を逆立てないように拭いてあげる。また、汚れたときには、猫用のシャンプーを用いるが、汚れ具合によっては、シャンプーでなく蒸しタオルで汚れを落とすのも良い方法である。
アビシニアンの4つの毛色
アビシニアンの毛色①:アビシニアンのルディー
アビシニアンのルディーは赤褐色のことです。アビシニアンのルディーはアンダーコートでオレンジがかったブラウン、そしてティッピングはブラックです。
アビシニアンの毛色②:アビシニアンのレッド
アビシニアンのレッドは明るいブラウンで、イギリスではソレルと呼ばれています。 アビシニアンのアンダーコートは、レッド、ティッピングはチョコレートブラウンです。
アビシニアンの毛色③:アビシニアンのブルー
アビシニアンの腹部が薄い灰黄色、体のほかの部分はブルー。アビシニアンはルディーと同じくポウ(足指)のパッドは暗色。アンダーコートは黄味のあるベージュ、ティッピングはブルーです。
アビシニアンの毛色④:アビシニアンのフォーン
アビシニアンのフォーンは、レッドが淡くなった色です。アンダーコートは黄味のあるベージュ、ティッピングは淡いココアブラウンです。
アビシニアンのキャットフード
体重管理には気を付けたいアビシニアンですので、キャットフードにもこだわりたいものです。キャットフード選びのポイントとしては、まず穀物つまり炭水化物が少なく、高脂質なものがおすすめです。そうすることで、消化吸収が良く満腹感も得られます。アビシニアンのキャットフードは、バランス良く配合された食物繊維と適切なタンパク質量、そして脂肪分を控えめにしたキャットフードがオススメです。
アビシニアンの価格帯
ペットショップにおけるアビシニアンの値段は、約15~20万円以内が一般的です。ブリーダーから直接購入する場合は、価格帯が10万円以内で購入できるケースが多いです。しかし、キャットショーでの評価基準を満たすようなアビシニアンの場合は、15万円以上することもあります。
アビシニアンの購入先は、ペットショップ、ブリーダー、里親になるなどの方法が考えられます。血統にこだわりがあるなら、専門のブリーダーを探して、購入することが一番でしょう。その場合かなり高額の場合もあります。今はインターネットで里親募集の情報もすぐチェックすることが出来ます。一度調べてみてはいかがでしょうか。
アビシニアンの寿命
一般的な猫種の寿命の比較
- シャム猫の場合 10〜13歳
- ペルシャ猫の場合:12〜17歳
- メインクーン猫 の場合12〜15歳
- アメリカンショートヘアの猫の場合:15〜20歳
- ラグドールの猫の場合:12〜17歳
- スフィンクスの猫の場合:15〜20歳
アビシニアンのまとめ
いかがでしたか。アビシニアンの容姿も美しいのですが、頭も性格もいいので大変魅力的な猫種です。それに、飼い主さんに鈴をころがすような小さな鳴き声でアビシニアンは甘えてきたりするので、愛おしくしょうがなくなってしまいます。そんな魅力に歴史的な偉人も魅了されてしまったのかもしれません。飼うなら最適だと思いますよ。
アビシニアンをもっと知りたければチェックしてみては?
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