猫はなぜけいれんするのか?痙攣する理由や原因をチェックポイントと共に紹介します
猫の痙攣の症状や理由などについて知っていますか?猫は猫自身の思いや意思と関係なく、体が硬直したり、震えたりすることがあります。これを猫の「痙攣(けいれん)」といいます。猫の筋肉の動きをコントロールする脳に障害があるためにおこると考えられています。今回は、猫はなぜ痙攣するのか?理由や原因、問題となるチェックポイントと共にご紹介します。
目次
猫のけいれんとは
猫がけいれんをするときに 、その前ぶれとして、「おかしな鳴き方をする」、「口をクチャクチャさせる」、「泡をふく」「失禁する」といったことがあります。そして数分間は激しい痙攣をおこします。
この間に飼い主が猫の体に触ると、かみつかれることがあります。猫の様子をゆっくり見守ると良いでしょう。猫のけいれんがおさまったら、部屋を暗くしたり、毛布やタオルで体をくるんだりして、猫が安静にできる環境を作ります。そしてかかりつけの動物病院に連れて行き、獣医師に先生に相談してください。
猫のけいれんの原因には、てんかんや脳炎、心臓病、低血糖症、毒物の誤診なども考えられます。いずれも獣医師の診察が欠かせない病気なので、動物病院に連れて行き、獣医師に先生に相談してください。
猫はけいれんする前に前ぶれや変化はあるのか
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猫によく見られるケースとして、てんかん発作のけいれんには、前ぶれや変化があります。例えば、猫の頭部と足に見られます。したがって、飼い主さんは、猫の発作によるけいれんの最中はネコの周囲をかたづけ、クッションなどで囲み、ケガをしない状況を作り、猫を見守ってください。また、猫の発作の後、口から泡を吹いていたり、よだれをたらしていたりしたら、ふきとってあげましょう。
猫のけいれんの前ぶれや変化
猫は顔面をくちゃくちゃと動かしたり、顔をピクピクとけいれんしたりします。猫は片方の足だけがひくひくとけいれんしたり、おしっこを漏らしたりしています。
猫のけいれんの後の変化
猫の発作によるけいれんのあとは、全身の筋肉が疲労し、ぐったりした状態になります。
猫のけいれんで懸念される病気
猫のけいれんで懸念される病気①:猫の泌尿器の病気
猫のけいれんで懸念される病気は、尿毒症、急性腎不全などが考えられます。
猫のけいれんで懸念される病気②:栄養の障害
猫のけいれんで懸念される病気③:脳・神経の病気
猫のけいれんで懸念される病気は、頭部の外傷、脳炎、脊髄炎、てんかん発作、水頭症などが考えられます。
猫のけいれんで懸念される病気④:異物誤飲・低血糖症
猫のけいれんで懸念される病気は、異物誤飲や低血糖症などが考えられます。
猫がけいれんする場合のチェックポイント
猫がけいれんする場合、下記のあるようなポイントをいくつかチェックして記録しておくと良いでしょう。猫の発作がおさまったら口についたよだれをぬぐい、しずかな部屋に猫をうつし、毛布などで体をくるんであたためてください。また、気になる場合は、動物病院に診断すると良いでしょう。
- 猫のけいれんする場合のチェックポイント:①猫にけいれんに前ぶれはありましたか?
- 猫のけいれんする場合のチェックポイント:②猫にけいれん中に意識はありますか?
- 猫のけいれんする場合のチェックポイント:③頭部に外傷はありませんか?
- 猫のけいれんする場合のチェックポイント:④泡を吹いたりしていませんか?
- 猫のけいれんする場合のチェックポイント:⑤口からアンモニア臭はしませんか?
- 猫のけいれんする場合のチェックポイント:⑥けいれんしているのは全身ですか、あるいはけいれんしているのは体の一部ですか?
- 猫のけいれんする場合のチェックポイント:⑦下痢や嘔吐がありますか?
猫のけいれんのまとめ
猫のけいれんは、突然意識がなくなり、倒れてしまいます。そして、猫の全身に力が入り硬直し、バタバタもがいたりビクビク震えたりする状態となりますので、飼い主さんもパニック状態になることもあるかと思います。猫のけいれんには前ぶれがありますので、不安な症状が確認したら、かかりつけの動物病院にいき獣医師の先生に診断すると良いでしょう。
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