猫はなぜ無視をするのか?生しっぽでわかるネコの気持ちとともに
猫が自分のことを無視するといった経験ありませんか。猫は生返事ならぬ、尻尾での会話。猫はわかっていても無視をしていることがあります。今回は、「猫はなぜ無視をするのか?生しっぽでわかる猫の気持ち」をご紹介したいと思います。
目次
- 1 猫が無視するのは状況を冷静に判断しているから!?
- 2 猫は高齢猫になるほど無視する!?返事に意味がないことに気づく!?
- 3 猫の尻尾は多機能!?
- 4 尻尾の短い猫の気持ちはどうなっているのか?
- 5 猫の尻尾の種類と返事の方法とは?
- 6 猫の尻尾の種類①:中尾
- 7 猫の尻尾の種類②:かぎ尾
- 8 猫の尻尾の種類③:短尾
- 9 猫の尻尾の種類④:尾なし
- 10 猫の尻尾でわかる猫の気持ち
- 11 猫の尻尾で理解する猫の気持ち:①遊びたい
- 12 猫の尻尾で理解する猫の気持ち:②かまってほしい
- 13 猫の尻尾で理解する猫の気持ち:③近づくな
- 14 猫の尻尾で理解する猫の気持ち:④イライラする
- 15 猫の尻尾で理解する猫の気持ち:⑤怖い
- 16 猫の尻尾で理解する猫の気持ち:⑥見つけた
- 17 猫の尻尾の構造と感情
- 18 猫の尻尾の気持ち・終わりに
- 19 関連
猫が無視するのは状況を冷静に判断しているから!?
猫が飼い主の名前を呼ぶと、猫は呼ばれた方向に向いてしっぽを少し振ることがあります。この時の猫の気持ちは、友好的気分の「返事」を意味します。高齢猫になってくるとこちらを向かなくなり、横になったまましっぽだけを振ったりすることがあります。
猫は高齢猫になるほど無視する!?返事に意味がないことに気づく!?
猫は自分の経験から返事をまじめにしてもしなくても「どっちみちたいしたことは起こらない」と先読みしているからだと考えられます。猫は歳をとっても、友好的な気分を向けてほしい、日頃から飼い主が猫を呼ぶときに、猫にとって何かいいことをしてあげてください。そうすれば、「生返事」をすることもなくなるはずです。
猫の尻尾は多機能!?
猫の尻尾は、本来体のバランスをとるのに使われています。猫の尻尾には、12本の筋肉があり、微妙に動かすことができます。木や堀の上などを歩くときに、尻尾をふったり、回すように動かしてバランスをとります。
もうひとつ大切なのが、猫は尻尾で気持ちを表します。そして、猫の尻尾でコミュニケーションをとることがあります。猫の尻尾立て行動(P96)などはその代表例です。尻尾には臭腺がまばらにあるので、ある種のサインとしてだけでなく、嗅覚的な
効果もあります。
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尻尾の短い猫の気持ちはどうなっているのか?
猫の尻尾の短い猫たちはお尻を振って感情表現をします。しかし、中には猫の尻尾を活用できない猫もいます。マンクスのように完全に尻尾がない猫や、短尾の日本猫などです。こうした猫たちは、改良や突然変異が定着したものです。猫はバランスをとるのがやや苦手で、猫の気分も表しづらくなります。それでも猫は飼い主に応じようと、猫の尻尾を振る気があります。
結果として、お尻を振っているように見えたりします。猫本来の姿を考えると、長いしっぽがあるほうが自然ですよね。
猫の尻尾の種類と返事の方法とは?
猫の尻尾の種類①:中尾
中尾の猫の尻尾の長さは、長尾の約半分です。猫の長尾と同じように動かせますが、短いためバランスがいまいちよくないといわれています。
猫の尻尾の種類②:かぎ尾
中尾の長さで先端がまがっています。猫の短尾に長尾の遺伝子が入ったものだと考えられます。短くても長尾と同じように動かします。
猫の尻尾の種類③:短尾
ボブテイルとも呼ばれています。日本猫に多い特徴があります。猫は歩く時立ち、座るとき体をつけると言われています。短くても長尾と同じように動かします。
猫の尻尾の種類④:尾なし
マンクスに尻尾はありません。ネコの付け根部分がくぼんでいたりします。マンクスは尻尾がないため、お尻でコミュニケーションを取ろうとします。
猫の尻尾でわかる猫の気持ち
猫のしっぽの位置や形、動きには、驚くほど猫の気持ちが現れます。愛猫の尻尾に注目してみてくださいね。
猫の尻尾で理解する猫の気持ち:①遊びたい
尻尾の先を曲げているのは、遊ぼうと誘っている時です。猫は気分がいいので、、相手に警戒に近づいてきたりします。
猫の尻尾で理解する猫の気持ち:②かまってほしい
甘えたい時やお腹が空いた時は、尻尾をぴんと立てて飼い主に近づいてきます。
猫の尻尾で理解する猫の気持ち:③近づくな
猫は驚いた時、恐怖を感じる時、威嚇をする時に、尻尾の毛を逆立てて瞬時に大きく膨らせます。
猫の尻尾で理解する猫の気持ち:④イライラする
1秒間くらいで左右に大きく尻尾をふるときは、猫の機嫌が悪いです。そんなときは、猫との距離を置くなどそっとしてあげてくださいね。
猫の尻尾で理解する猫の気持ち:⑤怖い
猫の尻尾を後ろ脚の間にしまったり、体に巻きつけている時は恐怖を感じています。これは猫が攻撃に意思のないことをアピールしています。
猫の尻尾で理解する猫の気持ち:⑥見つけた
猫の尻尾をピクピク動かす。獲物や気になるものを見つけた時は、尻尾の先をピクピクと小さく動かし、次の行動を移る前の勢いづけをします。
猫の尻尾の構造と感情
猫の尻尾は全体をしならせたり、先を動かしたりできるようになっています。猫は尻尾をうまく動かし、バランスを保ったり、感情を表現したりします。猫の筋肉は左右上下4本、神経、血管が先まで通っています。
- 猫の友好な気持ち:猫の尻尾を上げ、先端だけ少し曲げて上下に動かすときは友好の気持ちです。
- 猫の怒りの気持ち:猫の尻尾は根元から左右にブンブンと大きく振っているときは怒りに満ちています
- 猫の自己表明の気持ち:猫はぶるっとした時、ここにいるという自己表明の意味が考えられます。
猫の尻尾の気持ち・終わりに
いかがでしたか。猫は意図的に無視をしています。また、愛猫の尻尾の動きを見ていると、様々な気持ちが描写されています。是非、愛猫の猫の気持ちもっと理解して、適切なコミュニケーションを取ってくださいね。
猫の気持ちをもっと知りたければチェックしてみてくださいねー!
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