猫は起きるとあくびや伸びをするのはなぜなのか?ネコ独自の理由や効果について

猫が起きるとあくびや伸びをしているなっと気づいたことがありませんか。人間の場合、起きてすぐに動けなかったり、目がさめるまでに時間がかかったりと、人によって朝はつらいものです。一方で、猫の場合、起きる時に、あくびや伸びをすることで、合理的な効果が見込めることがわかっています。今回は、猫は起きるとあくびや伸びをするのはなぜなのか?理由や効果についてご紹介したいと思います。

猫が起きると大きなあくびをするのはなぜなのか?

猫は起きるとき大きなあくびをし、猫の体を大きく伸ばしてから動き始めます。猫は眠気をこらえてもついついあくびをしてしまうことがあります。なぜなら、猫は疲れている脳に大量の酸素を送り込み、活性化させようとしているからです。猫のあくびもその働きは同じですが、寝足りなかったり、退屈だからあくびをしているわけではないのです。

猫は野生の本能から、起きてすぐあくびを開始します。猫が起きてもたもたしてしまうと、野生の天敵に狙われるリスクがあるからです。寝起きにボーとするのは猫も同じく危険に晒されてしまいます。

猫が起き上がると大きなあくびや伸びをするのを人間や犬と比較する場合

猫のあくびや伸びは、人間でいえば、十分に睡眠をとった休日の朝、「あーよく寝た」と起きぬけにする大あくび、という感じだと考えられます。睡眠中は過呼吸が少なくなるので、寝起きは頭がぼーっとしがちです。寝起きに大きなあくびをすることで、脳の活動を回復させようとしているのです。人間の場合は、あくびだけではシャキッとならず、コーヒーやお風呂等に頼ることもありますが、猫の回復力は素早いようです。いつまでものんびりしていると獲物を取り逃がしたり、敵に襲われたりする可能性があるため、環境で生きてきた猫の本能が残っているのでしょう。

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一方で、よく比較される犬では、あくびは欲求が満たされないときや不安なときに起きる行動のひとつという研究者の調査報告があります。猫については、特にそのような研究者による報告はないと思われます。

猫の大あくびの意味とは?

猫のあくびは、”やるぞ”や”頑張るぞ”という気合いのサインだと言えます。猫の睡眠期間は、浅い眠りと深い眠り、加えてうたた寝のような軽い眠りの三パターンがあります。うたた寝に関しては、実際には眠っていないケースが多いです。そのため、大きな音や外敵の匂いなどを感じると、猫は瞬時に起きます。そして、即行動して、戦闘態勢になったり、守りの態勢に入ります。

うたた寝のタイミングで猫を呼ぶと、猫は尻尾をばたばたさせて、返事をする猫がいます。しかし、これを多くの人は寝ていると感じますが、実は耳などの猫の五感は半分意識を起きている状態なのです。

猫の伸びで体を目覚めさせるには?

猫のあくびで脳を回復させたら、次は体です。猫のおしりを上げて、前足をグーンと伸ばしたり、頭を上げて後ろあしや背中を伸ばしたり、頭を上げて後ろ足や背中を伸ばします。こうした取り込んだ、酸素を体中に行き渡らせ、体を目覚めさせれば、猫の備は完了します。猫はすぐに次の行動に移れます。

猫には口を開けてにおいを吸い込む「フレーメン」とよばれる動きがあります。このフレーメンと呼ばれる行動は、あくびをしているように見えることもあります。

猫のあくびや伸びの効果のまとめ

猫のあくびの効果とは?

猫はあくびで脳の活動を回復させています。猫の脳はまだ眠いのではなく、起きるためにあくびをしているのです。あくびは脳を活性化させる寝起きの習慣です。

猫の伸び効果:活動のための準備体操の意味をもつ

猫は筋肉を伸ばして、体を新鮮な気持ちにさせます。

猫の伸びのパターン①:前足を伸ばす

猫はまず前足からグーンと伸ばします。前足を伸ばした後、床をひっかくような動作をすることもあります。

猫の伸びのパターン②:背中、後ろ足を伸ばす

猫は立ったまま頭をグーンと突き出すことがあります。最後は背中と後ろ足を伸ばします。

猫のあくびと伸びのまとめ

いかがでしたか。猫のあくびや伸びには脳をシャキッとさせていたり、体をリフレッシュさせているんのです。猫のあくびと伸びの面白いのは、犬と猫では、大きな意味が違うところだと思います。愛猫の普段可愛い動きにも、注目して、猫を観察してみてくださいね。

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