猫のキャットフードの与え方。ネコのフードの選び方や与えると危険なものとは?
飼い主さんはどんな食事を愛猫に与えていますか?猫の食事は猫にとって唯一の食べ物です。愛猫の健康を考え、幼猫、成猫、老猫では必要な栄養も異なってきます。今回はそんな、猫のキャットフードの与え方と知っていると役に立つことを中心に詳しくご紹介したいと思います。
目次
- 1 猫のライフステージ別のキャットフード
- 2 猫にキャットフードを慣れさせる方法
- 3 猫のキャットフードの購入の際の注意点
- 4 猫のキャットフードの選び方①:日光が当たっていないか
- 5 猫のキャットフードの選び方②:猫の入れ物が汚れている
- 6 猫のキャットフードの選び方③:キャットフードの賞味期限が近い
- 7 猫のキャットフードの選び方
- 8 猫の人間の食べ物を与えていいのか?
- 9 猫にキャットフード以外に食べさせると危険な食事のまとめ
- 10 猫に食べさせると危険なもの①:甘いもの
- 11 猫に食べさせると危険なもの②:ネギ、ニラ、ニンニク
- 12 猫に食べさせると危険なもの③:魚や鳥の骨
- 13 猫に食べさせると危険なもの④:生のタコやイカ、アワビ
- 14 猫に食べさせると危険なもの⑤:香辛料を含んだ食べ物
- 15 猫に食べさせると危険なもの⑥:塩分の強いもの
- 16 猫にドッグフードを与えていいのか?
- 17 猫におやつを与えていいのか?
- 18 猫はなぜ溜まっている水を飲むのか?
- 19 猫のキャットフードの与え方のまとめ
- 20 関連
猫のライフステージ別のキャットフード
一般的に売られているキャットフードは大きく分けて缶詰めとドライフードの2種類です。現在では歯垢がつきにくい、ある程度のかたさがあって歯ぐきやあごを弱らせない、などの理由からドライフードをすすめる獣医師の先生が多いようです。フードには多くの種類がありますが、おすすめなのはライフステージ別になっているものです。幼猫、成猫、老猫によって必要な栄養分が異なってきます。値段は多少張りますが、猫の年齢に合わせたフードを選びたいものです。
基本的に猫に調味料は不要ですが、市販のフードの中には、濃い味付けの製品もたくさんあります。こういったフードに慣れた猫は、味付けのほとんどないフードには馴染みにくい傾向があります。できれば子供の頃から余分な味のついていないライフステージ別になったフードで育てたいものです。一旦慣れた味付きの食事をヘルシーフードに切り替えるのは、とても大変です。また、病気になった時、病養食を受付けず、飼い主さんは苦労するケースがあります。
猫にキャットフードを慣れさせる方法
猫のヘルシーフードに慣れさせるためには、猫の好みに合わせてフードをミックスする、日にちを決めてフードを変える、鰹節を振りかけるなどの方法を取るのもいいでしょう。前のフードとミックするアプローチも有効かと思います。
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猫のキャットフードの購入の際の注意点
猫のキャットフードの選び方①:日光が当たっていないか
キャットフードは加工された食べ物とはいえ、日光の当たる高温の場所に置かれていたら早く痛みます。そのようなペットショップは食べ物の管理自体がずさんだと考えて間違いないかと思います。
猫のキャットフードの選び方②:猫の入れ物が汚れている
猫の缶が錆びついたり、缶に錆びが浮いたり、歪んだりしていないか、袋が破れていないか、といったことを、人間の食べ物を選ぶのと同じ厳しい目でチェックしてください。
猫のキャットフードの選び方③:キャットフードの賞味期限が近い
キャットフードが安いから大量に買ったりすると、賞味期限ギリギリだったということがあります。できるだけ新鮮なキャットフードを選ぶように注意してください。
猫のキャットフードの選び方
ディスカウントショップやアマゾンでは驚くほどの安値で売られていることもあります。もちろんキャットフードが安いに越したことはありませんが、あまりに安く売られているようなショップは要注意です。なぜなら、猫のドライフードは保存がきくといわれますが、いったん開封されるととても早く酸化してしまうからです。いくらキャットフードが安く売られているとはいえ、まとめ買いは控え、長くても1ヶ月くらいで食べきる量をこまめに買うようにしてください。
猫の人間の食べ物を与えていいのか?
猫の人間の食べ物は、基本的に人間の食べ物は猫に与えないようにしましょう。「野生に近いぶん、猫のほうが生命力が強い」と思われがちです。しかし、雑食の人間と肉食の猫を比べた場合、消化能力の柔軟性は猫のほうが格段に弱いと言われています。人間は昔から、当たり前のようにスパイスや砂糖、塩などを使って味付けして食事をしてきました。一方で、猫は生に肉や魚だけを食べて数万年を生きてきたのです。
野生動物の生肉に強烈なスパイスや塩味はありません。したがって、猫の消化器官は、味付けされた食事を受け付けるように進化してこなかったのだと考えられています。特に塩分とスパイスの多い食べ物を与えないよう、注意してください。なぜなら、スパイスは猫の胃などの消化器官の粘膜を傷めますし、猫に必要な塩分は、体重あたり人間の5分の1で十分だと言えるからです。多すぎる塩分は腎臓に大きな負担をかけ、寿命を縮めることになってしまいます。
猫にキャットフード以外に食べさせると危険な食事のまとめ
猫の食事はキャットフードなどを与えてください。とりわけ、それ以外の食べ物は猫のリスクとなる可能性があるからです。人間の食べ物でとりわけ猫にとってリスクが高いものをまとめてみました。
猫に食べさせると危険なもの①:甘いもの
猫の肥満や糖尿の原因です。特にチョコレートは中毒を引き起こすこともあります。
猫に食べさせると危険なもの②:ネギ、ニラ、ニンニク
猫は赤血球を破壊します。猫の食事は、加熱してもダメだと言えます。
猫に食べさせると危険なもの③:魚や鳥の骨
魚や鳥の骨は、ノドに刺さると危険です。特に鳥の骨は、縦に裂けて消化器系を傷つけるので厳禁です。
猫に食べさせると危険なもの④:生のタコやイカ、アワビ
猫が生のタコやイカ、アワビを大量に食べると消化不良になります。
猫に食べさせると危険なもの⑤:香辛料を含んだ食べ物
猫はカレーなど香辛料を含んだものをたべると猫の内臓を傷つけるリスクがあります。
猫に食べさせると危険なもの⑥:塩分の強いもの
猫が塩分の強いものを食べると、腎臓や泌尿器系の疾患の原因になります。他にも、猫の心臓に負担もかかってしまいます。
猫にドッグフードを与えていいのか?
猫には同じ肉食動物でも、犬と猫では必要な栄養分が全く違います。ドッグフードの場合は、犬に必要な栄養が含まれているので、一般的なドッグフードを猫に与え続けると、栄養分が不足する可能性があります。これらを踏まえると、あまり猫にドッグフードをあたえることはお勧めできません。
猫におやつを与えていいのか?
猫に最初から「人間の食べ物はダメ」と教え込まれれば、猫は食卓の食べ物をおねだりしなくなります。愛猫が飼い主さんの食事をこっそり盗むことがあるかもしれませんが。
愛猫を健康に長生きしてもらうためにも、可能な限り人間の食べ物を与えないように習慣づけしてください。食べ物をねだる猫の姿は愛らしいもの。「猫に食卓のものは与えない」ではつまらないと感じる飼い主さんも多いことだと思います。
飼い主さんが食事時にどうしても愛猫に「おすそわけ」をしたければ、味付けしていないものを控えめに与えるようにしてください。大切なのは主食はキャットフードで、「おすそわけ」はあくまでも「おやつ」だということを、猫に理解させてあげてください。
猫はなぜ溜まっている水を飲むのか?
猫は飲み水があるのに、わざわざお風呂の残り湯や花瓶の水を飲みたがる猫がいます。猫は水道水のカルキ臭を嫌うからとの説がありますが、正確なことはわかっていません。猫は引っ越しの後、たまり水を飲むようになることがあります。これは猫が水道水の質が変わったことを嫌うためです。
猫のキャットフードの与え方のまとめ
いかがでしたか。普段猫を見ると、可愛すぎて人間の食事を与えたりしている飼い主さんも多いかと思います。ところが、猫にとって実は健康的によくないことがわかっています。愛猫のためにも、知らず知らずのうちに、与えていけないものを食べさせないようにしてくださいね。
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