猫はなぜ襲いかかってくるのか?ぬいぐるみや同性に襲いかかるのは欲求不満のサイン!?
猫がなぜか襲いかかってくるなんてことありませんか。時々猫をみていると、ぬいぐるみや同性に襲いかかって困っているなんてことがあります。これらは、猫の欲求不満のサインによる行動だと言えます。今回は、猫はなぜ襲いかかってくるのか?ぬいぐるみや同性に襲いかかるのは欲求不満のサイン!?を詳しくご紹介したいと思います。
目次
- 1 猫の襲いかかってくるのは欲求不満のサイン!?
- 2 猫の襲いかかる行動”欲求不満”を止めるためには?
- 3 猫の襲いかかる行動を抑制させる避妊手術と去勢の功罪とは
- 4 猫の異性がいないストレスで起こる襲いかかるなどの異常行動のまとめ
- 5 猫の襲いかかるなどの異常行動のまとめ①:猫はぬいぐるみを相手に交尾
- 6 猫の襲いかかるなどの異常行動のまとめ②:猫は食欲不振、不調になる
- 7 猫の襲いかかるなどの異常行動のまとめ③:飼い主に恋愛サインを送る
- 8 猫の襲いかかるなどの異常行動のまとめ④:同居ネコに襲いかかる
- 9 猫の襲いかかるなどの異常行動のまとめ⑤:マーキング などが激しくなる
- 10 猫の襲いかかる行動を抑止するための去勢・避妊手術の功罪のまとめ
- 11 猫の襲いかかる行動を抑止するための去勢・避妊手術した場合の猫の変化とは?
- 12 猫の襲いかかる行動を抑止するための去勢・避妊手術しない場合の猫は?
- 13 猫の襲いかかる行動のまとめ
- 14 関連
猫の襲いかかってくるのは欲求不満のサイン!?
猫は生後4〜5ヵ月で性ホルモンが出始め、思春期に入ります。猫のオスは、生後8〜12ヵ月あたりで初体験できるのです。このような本能を秘めている猫を室内飼いにした場合、繁殖時期にさまざまな影響が出ます。
猫のオスは、繁殖期に精子が作られます。そのため、スプレー行動や鳴きながらの徘徊などを起こします。猫のメスをおさえつけたいという攻撃的気分や交尾したいという本能が支配相手がいなければ同性に襲いかかることもあります。猫のメスはモヤモヤして転がったりして転がったりして、媚びへつらう行動をすることで発散します。
猫の襲いかかる行動”欲求不満”を止めるためには?
猫の交尾行動と繁殖をコントロールするために考え出されたのが去勢と避妊手術です。猫のオスなら睾丸の摘出、ゆせい管を切るかしばります。猫のメスなら卵巣や子宮 を摘出、輸卵管をしばることも有効です。猫のオスは、思春期に入る前に去勢手術をほどこすと交尾行動が起こらなくなると考えられています。思春期以降に去勢した場合、猫の効果には個体差が出てきます。猫の性経験を経た猫や、ある年齢以上になると、スプレー行動や徘徊、脱走、ケンカなどを止めることができなくなります。
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猫の襲いかかる行動を抑制させる避妊手術と去勢の功罪とは
去勢や避妊手術はメリットもあるが、猫の本能的な部分がなくなり猫らしさが失われてしまうと言われています。猫の睾丸、卵巣を摘出されて性的能力を完全に取り除かれたネコは、従順になりますが、異性に夢中にならなくなります。なぜなら、ホルモンが不足するため体が未発達になるからです。結果として、迷子猫状態が続き、遊び好きになります。また、猫の平均寿命も2〜3年延びるといわれています。猫の去勢手術や避妊をすることのメリットもありますが、動物としての猫らしさはなくなります。すなわち、猫の去勢や避妊は、野猫対策は別として、体のバランスにはほとんど影響がない輸精管、輸卵管をしばるのが最善だと考えられています。一時、イギリスなどでは避妊薬も使われたようですが、比較的高価で手間がかかることなどで今ではあまり流行ってはいないようです。
猫の異性がいないストレスで起こる襲いかかるなどの異常行動のまとめ
猫の襲いかかるなどの異常行動のまとめ①:猫はぬいぐるみを相手に交尾
猫はぬいぐるみに陰部を擦り付けたりします。猫はさらに襲いかかったりすることもあります。
猫の襲いかかるなどの異常行動のまとめ②:猫は食欲不振、不調になる
猫は何も食べなくなったり、毛づくろいをしなくなったりします。また、ネコがうずくまったりなどもありえます。
猫の襲いかかるなどの異常行動のまとめ③:飼い主に恋愛サインを送る
飼い主に甘えたり、襲いかかったりします。猫は飼い主の体に陰部を擦り付けたり、射精をしたりします。
猫の襲いかかるなどの異常行動のまとめ④:同居ネコに襲いかかる
猫はたとえ親子であっても、同性であっても、同居猫がいる場合は、猫自身よりおとなしい場合襲いかかってくることがあります。
猫の襲いかかるなどの異常行動のまとめ⑤:マーキング などが激しくなる
猫は家中におしっこマーキングをしたり、擦り付け行動をします。また、猫は攻撃的になることもしばしばありえます。
猫の襲いかかる行動を抑止するための去勢・避妊手術の功罪のまとめ
猫の襲いかかる行動を抑止するための去勢・避妊手術した場合の猫の変化とは?
猫のメスは子宮を摘出します。猫のオスは睾丸を摘出すると、性ホルモンの分泌がなくなり、繁殖力が消くなります。大きな特徴の変化をまとめてみました。
- 猫の去勢・避妊の功罪:大人になっても子ネコっぽさが抜けない
- 猫の去勢・避妊の功罪:いつまでも遊びや食事に夢中
- 猫の去勢・避妊の功罪:飼い主に対して従順で甘えんぼう
- 猫の去勢・避妊の功罪:好奇心が強くなる
- 猫の去勢・避妊の功罪:警戒心が薄くなる
- 猫の去勢・避妊の功罪:寿命が2〜3年延びる
猫の襲いかかる行動を抑止するための去勢・避妊手術しない場合の猫は?
猫の性ホルモンが分泌され、繁殖期ごとに性衝動を起こします。猫の繁殖能力は、12~16歳まで続くのが一般的です。代表的な猫の去勢・避妊をしない場合の功罪をまとめておきます。
- 猫の去勢・避妊をしない場合の功罪:猫のオスらしさ、メスらしさが出てくる
- 猫の去勢・避妊をしない場合の功罪:遊びや食事より異性に関心がうつる
- 猫の去勢・避妊をしない場合の功罪:独立心が芽生える
- 猫の去勢・避妊をしない場合の功罪:甘えが少なくなる
- 猫の去勢・避妊をしない場合の功罪:警戒心が強まり
- 猫の去勢・避妊をしない場合の功罪:こだわりを持つ
- 猫の去勢・避妊をしない場合の功罪:平均寿命程度となる
猫の襲いかかる行動のまとめ
いかがでしたか。猫にとって襲いかかってくることは、意外にも普通の行動だと言えます。ある年齢以上の猫は、交尾欲求が止められないと言われています。これらをどうしても抑えたい場合は、去勢手術や避妊手術をするしかないのです。これらの判断は、両者の功罪を判断した上で、飼い主にとって猫をどのように飼いたいか決めなければいけません。今回は判断材料を洗い出したので、どうするかの判断材料として参考にしていただけると幸いです!
これから猫を飼うことを検討している方は是非↓↓↓
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