犬と猫を同時に一緒に飼うのはなぜ難しいのか?いぬとネコの同居の相性や注意点を中心に
犬と猫を同居させるときどんな問題点や注意点があると思いますか。犬と猫の性格はそもそも大きく異なります。突然犬と猫を一緒に飼うと、相性や注意点などがうまれてくるようになります。今回はそんな、「犬と猫を同時に一緒に飼うのはなぜ難しいのか?犬と猫の同居の相性や注意点を中心に」をご紹介したいと思います。
目次
- 1 犬と猫が一緒に過ごすとどうなるのか?
- 2 ちなみに、猫が猫同士の群れで一緒に暮らすとどうなるのか?
- 3 猫は類似した猫同士で固まる
- 4 猫は食べ物を一緒に食べる
- 5 犬と猫を一緒に飼うためにはどうすればいいのか?
- 6 大人の犬と猫になってから同時に一緒に飼うためにはどうすればいいのか?
- 7 猫と犬が一緒に飼うとどうなるのかのまとめ
- 8 猫と犬が同時に一緒に暮らすことで生まれる変化①:猫が返事をするようになる
- 9 猫と犬が同時に一緒に暮らすことで生まれる変化②:猫が犬と遊ぶようになる
- 10 猫と犬が同時に一緒に暮らすことで生まれる変化③:猫が犬が飼い主のあとにつく
- 11 猫と犬が同時に一緒に暮らすことで生まれる変化④:猫と犬の気持ちが変わる
- 12 犬と猫が一緒に暮らす・終わりに
- 13 関連
犬と猫が一緒に過ごすとどうなるのか?
犬と猫と暮らす場合、犬の性格が非常に重要になります。なぜなら、一般に猫より犬のほうが大きくて強いからです。これは動物の世界では大きく意味を持ちます。例えば、地方の牧場の猫たちを観察していたときのケースがあります。ある日、1頭の野犬が猫のグループの中に紛れ込みました。テリア系の雑種で体格は猫と同じくらいの犬種です。ところがボス猫も2番手のサブボスも、数匹のメスたちも、そのイヌの犠牲になってしまいました。
約50匹もいた半野猫たちは姿を消し、野犬がいなくなるまでの1ヵ月ほど、猫は姿を見せなくなりました。 犬はたった1頭でも猫より強いのです。
ちなみに、猫が猫同士の群れで一緒に暮らすとどうなるのか?
猫は単独生活者ですが、条件によっては集団で生活することもあります。とある猫の習性確認の実験ですと、ある地方の牧場ではおよそ50匹もの猫がすみついていました。食べ物だけ与えられる「半野猫」たちがいます。これは大きな群れですが、いつも大群で活動しているわけではなく、15匹ずつくらいの3つの群れにわかれていました。大きな納屋が4棟あり、群れはそれぞれ別々の納屋に陣取っていました。
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猫は類似した猫同士で固まる
納屋がテリトリーのようで、ほかの群れの猫は入ってきません。一つの群れはみんな毛色や模様が似ており、姉妹とその子どもたちが集団をつくっているようでした。それぞれの群れには数匹のオスが存在します。しかし、猫のボスらしきものは、群れとは関係なく1匹であちこちを巡り歩いています。
猫は食べ物を一緒に食べる
猫は食べ物が豊富なら、猫はみんなで食べます。これらの群れは牧場の人が用意する大量の食べ物に依存しています。 食事は1ヵ所で与えられていましたが、食事時はみんなで牧場の人のもとにかけよってきます。食べ物が豊富ならばケンカも起こりません。順番にしずかに食べます。食後はまたもとの納屋へそれぞれ引き上げていくのです。
犬と猫を一緒に飼うためにはどうすればいいのか?
家庭内では、犬と猫が仲良く暮らしていることが少なくないです。犬の性格はピラミッド型、猫はサークル型の異なる家族関係を築き、それが共存しています。うまくいきやすいのは子猫と子犬を同時に育てることが大切です。
行動学的には「誤解発」と呼ばれる現象が見られ、どちらも兄弟、仲間だと錯覚します。これは猫とヒヨコ、猫とネズミなどでも同じパターンです。
大人の犬と猫になってから同時に一緒に飼うためにはどうすればいいのか?
大人になってからの同居は、猫がストレスにさらされます。 大人猫になってから同居させる場合は、要注意です。愛情をたっぷり受けておっとり育った犬なら、猫を敵視しないでしょう。 猫がいるところへ犬が加わると、ほとんどのネコは怒り 、警戒します。実力は犬が上なので、猫は高いところへ逃げ、安全を確保したまま威嚇を続けます。こうなると部屋をわけてしまうしかありません。慣らしたいなら時間をかけて、ネコになわばりへの侵入者の存在を認めさせるのです。
それでも小型犬や神経質な犬は猫を敵視するおそれが考えられます。猫がストレスにさらされるため、一般に猫と犬を一緒にしないほうが無難だと考えられています。
猫と犬が一緒に飼うとどうなるのかのまとめ
犬はサークル型の習性を持ち、猫はサークル型の習性を持ちます。猫は家庭内で権力を持つ父親を中心としたサークル上のフラットな関係を持ちます。 人間や犬のような上下関係の発生はないですし、父親であっても絶対的な権力者ではなく、一目置く存在程度です。犬の性格はピラミッド型です。したがって、父親が頂点でプラミッド型の関係です。上下関係は絶対的なものだと考えるのと、自分はその二番目にえらく、猫はその劣位な存在という位置づけになります。
猫と犬が同時に一緒に暮らすことで生まれる変化①:猫が返事をするようになる
吠えて返事をする犬につられて、猫も鳴き声で受け答えするようになります。
猫と犬が同時に一緒に暮らすことで生まれる変化②:猫が犬と遊ぶようになる
犬と猫は一緒に遊んだり、体を寄せ合ってくつろぐようになります。
猫と犬が同時に一緒に暮らすことで生まれる変化③:猫が犬が飼い主のあとにつく
犬のように猫は飼い主の後を付いてくるようになったりします。
猫と犬が同時に一緒に暮らすことで生まれる変化④:猫と犬の気持ちが変わる
猫の気持ちは犬にちょっかいをだして反応を見るのを楽しんだりします。猫は怒られたら、得意の木登り能力で高いところへ逃げます。小型犬より大型犬の方がリラックスできて落ち着くなぁと感じます。
一方で、犬の気持ちは、猫のように上下関係を無視するのが不思議です。自分を見下す場所でくつろいだり、飼い主さんの膝を独占するのは納得できなかったと感じたりします。
犬と猫が一緒に暮らす・終わりに
いかがでしたか。犬と猫は同時に一緒に生活するのは、一般に難しいです。それは猫の習性と犬の習性が交わりにくいからだ言えます。ただし、子犬と子猫のときから育てれば、馴染みやすいとも言えます。もし猫と犬が飼っていてうまくいかない場合は、飼い主さんは猫と犬の考え方の違いを把握した上で対処方法を検討するようにしてくださいね。
猫のことをもっと知りたいならば是非チェックしてみてくださいね↓↓↓
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