猫の災害時の対処方法とは?ネコは何を考えているのか?

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日本は地震大国ですから、万が一の際に災害と向き合う必要があります。万が一、地震、津波屋台風などに直面した時飼い主さんならば何を考えますか。今回は、「猫の災害時の対処方法とは?猫は何を考えているのか?」をご紹介したいと思います。

猫は災害の時、何を考えているのか?

猫は「家につく」というように、家自体がテリトリーです。一方、犬は「人につく」動物です。犬に比べると猫はテリトリーに執着します。そのため、災害が起こってもなかなかテリトリーから離れたがらないという特徴があるのです。

猫の災害時の考え方①:猫が雷・台風に直面した場合

物陰に入り込み、あたりがもとの状況になるまで猫はじっとしています。猫が納得するまで出てきません。

猫の災害時の考え方②:猫が火事に直面した場合

猫はニャーニャーと鳴きわめきます。この鳴き声によって助かった飼い主も少なくないです。外に出たことのある猫なら、逃げてから物陰に隠れることが多いと思います。

猫の災害時の考え方③:猫が地震に直面した場合

短い地震なら猫はその場で警戒姿勢をとります。長ければ、物陰でじっとしています。

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猫の災害時の考え方④:猫が津波に直面した場合

猫は急速に接近する大きな津波ではほとんど助かりません。建物などの物陰に入ろうとするためです。浸水すると、猫はテリトリーを捨てて屋根や高台に逃げる猫もいます。

猫は有害物質による汚染でどんな懸念材料が考えられるか?

災害時に人が異常を感じるほどだったら猫も危険だと感じます。猫は人の5から10%くらいの体重です。ですから、数値的に計算すると、飼い主さんの二乗以上に影響するはずだといえます。つまり、50が危険値なら、その平方根である約72いう数値でネコは危険だと感じます。神経性の毒ならば三乗になります。人とネコの代謝の速度を考えると、小児性の病気が心配されます。有毒化学物質なら、猫も1歳すぎくらいまでに症状が出るかもしれません。

また遺伝性疾患を生じさせる可能性もあります。ただ遺伝の問題は、純血種による近親交配のほうが問題ですから、有害化学物質の影響かどうかを判定するのは難しいと思います。

猫の第六感は大きな災害である地震や火事を予測できるのか?

猫の第六感での災害予知は、現状できません。猫の予測できる範囲は、地震や津波が起きてからの地鳴りを感じとることです。でも、猫は察知が「逃げる」という行動には結びつきません。猫は火事を嗅覚で察知します。これは猫の嗅覚が鋭く、普段のにおいと違うから騒ぐことが考えられるのです。

飼い主さんが災害時に避難する場合、猫だけが一人になってしまう場合どうすればいいのか?

猫は音で合図したり、名前を呼んだら、すぐに猫が猫用移動ケージやキャリーバッグに入るように、日ごろからトレーニングすることが大切です。猫が病院など嫌な場所に連れていくときに使うのではなく、普段から猫の居場所にして好きにさせておきます。避難所がペット同伴OKかどうかの問題もありますが、猫はケージに入れることである程度問題解決できます。災害時に準備するものを挙げていきますね。

猫が災害時に必要とするもの

多くの猫が災害時に姿をケースパターンが多いです。万が一、人だけ避難する場合は、猫の生命線である食事を用意してあげてください。それを数カ所に置くようにすると良いでしょう。洗面器に水を入れ、トイレも複数用意すると望ましいでしょう。

  • 災害時に必要なもの1:ケージ、背負えるキャリーバック
  • 災害時に必要なもの2:トイレの砂(おしっこがついているもの)
  • 災害時に必要なもの3:マイクロチップ
  • 災害時に必要なもの4:ペットシーツ
  • 災害時に必要なもの5:飼い主の名前や連絡先を書いた鑑札
  • 災害時に必要なもの6:布類(ネコのにおいがついているもの)
  • 災害時に必要なもの7:タオル
  • 災害時に必要なもの8:首輪とハーネス
  • 災害時に必要なもの9:お気に入りのおもちゃ
  • 災害時に必要なもの10:ダンボール
  • 災害時に必要なもの11:水飲み器
  • 災害時に必要なもの12:水
  • 災害時に必要なもの13:猫の写真枚数
  • 災害時に必要なもの14:フード
  • 災害時に必要なもの15:お気に入りのおやつ

猫が化学物質に触れた場合の対処方法とは?

猫が化学物質などに触れ、どのような症状を引き起こすのか個別に検証しないとわかりません。「吐き戻す」「フラフラ歩く」など普段と違う行動が出れば わかりますが、出ないケースもあります。対処法として、猫の体をふく、猫にきれいな水を飲ませる、猫に安静にさせるくらいしか手が出せないと思います。 猫は口にしたときは、大量に水を飲ませ、わるいものを吐き出させることが望ましいでしょう。おそらくどこかに隠れてしまいますから、まず、早く捕まえることが大切です。

猫の災害の後のよくある変化

猫は災害のショックで猫の行動が変わることがあります。よくある災害後の変化をまとめてみました。

猫の災害の後の変化①:猫が甘えるようになる

猫が急によく甘えてくることがあります。安心するまで猫を甘えさせてあげると良いでしょう。

猫の災害の後の変化②:猫が狭いところに隠れる

猫は状況が以前と同じになった、と猫が理解するまで放っておくのが良いでしょう。

猫の災害の後の変化③:猫が粗相をする

猫が粗相をするのは、不安から怒る行動です。猫は一緒に安心させることが大切です。

猫の災害時の対処方法のまとめ

いかがでしたか。すべての人が災害には直面したくないと考えていると思いますが、日本という土地柄どうしても避けられない部分もあるかと思います。飼い主さんの場合、万が一のために災害時に必要なものを準備してくださいね。もし準備していない場合は、愛猫のためにも万一の備え準備したほうがいいかと思います。

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