猫の食事の問題行動まとめ8選!ねこの問題行動の対処方法をケースとともに

愛猫の問題行動に対して不安に思うことってありませんか?よくある問題行動もかかりつけの獣医師の先生にすぐに相談できればいいのですが、タイミングが合わなかったりなどうまく対処できないことも多いのではないかと思います。とりわけ、猫は自由な生き物なので想定しない動きも多いですよね。今回はそこで、「猫の食事の問題行動まとめ8選!ねこのよくある問題行動の対処方法をご紹介します。

猫の問題行動について(食事編)

猫の問題行動はいくつかのケースがあります。猫のしつけや飼い方などその問題行動の対処方法は様々です。そんな中、今回は猫の問題行動を”食事“に絞ってよくあるケースとともにご紹介します。

猫の食事・問題行動ケース①:今まで食べていたご飯を食べなくなった時

猫が今まで食べていたご飯を食べなくなるのは、病気の可能性も考えられます。愛猫の様子をよく観察してみるとよいでしょう。 普段からバリエーション豊富なごはんを食べている猫の場合、単に選り好みをしている可能性も考えられます。しかし、いつもは喜んで食べているのに急に食べなくなったのなら、何らかの病気が原因かもしれません。その場合は元気がない、毛づやが悪いなど、食欲不振以外にも不調のサインが表れているはずです。愛猫の様子を観察して、病気が疑われる場合は、動物病院に連れて行きましょう。2日以上の絶食は、内蔵を壊す危険がありますので、対処は早めにしてあげてください

猫の食事・問題行動ケース②:ネコが同じものばかり食べて栄養が偏ったりする時

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猫が同じものばかり食べてしまい、栄養を懸念される場合、総合栄養食なら問題はありません。総合栄養食のフードならば栄養が偏ることはありません。猫の食べ物の好みは生 6か月ごろまでの食生活で決まります。そのころにキャットフードだけを食べていた場合は、他のものを与えても食べようとしないのが普通です。しかし、時間をかければ成猫になってからでも好みの幅を広げることはできます。

関連記事:猫の食事の好みはどのように決まるのか?ある期間で愛猫の好みが決まってしまう!?

猫の食事・問題行動ケース③:ネコはお風呂の残りの水が好きなのはなぜか?

猫はお風呂の残り水が好きなのですが、衛生的に問題なのかどうか懸念される飼い主さんも多いです。結論からいうと、猫にお風呂の水を飲ませないほうが望ましいです。汲み置きした水道水や湯冷ましをすると良いでしょう。猫は嗅覚が鋭いので、カルキ臭のする水道水はあまり好きではないようです。お風呂の残り水は時間とともにカルキが抜けているので、飲みやすい のかもしれません。ただ、お風呂の残り水は衛生的とはいえないので、なるべく飲ませないほうが良いです。水道に浄水器を付けたり、1日汲み置きした水道水や湯令ましを与えてみるのも良いでしょう。

関連記事:猫はなぜお風呂や蛇口から水を飲むのか?ネコの驚きの舌の構造や理由などを中心に

猫の食事・問題行動ケース④:ご飯を他の場所に隠そうとするのをやめさせたい場合

猫にご飯を他の場所に隠そうとするのをやめさせたい場合は、原因を考えてそれに応じた対処をすると良いでしょう。 猫がご飯を隠そうとするのは、今は食べたくない、肉や魚の固まりが大きくて食べにくいなどの理由が考えられます。まずは理由を考え、おなかが空いたころに与える、食欲をそそる好物を与える、一口で食べられるように細かく切るなど、原因に応じた対処をしましょう。隠しただけで食べない場合 は、後でこっそり捨てておくとよいでしよう。 多頭飼いの場合は、他の猫がいると安心できないので別の場所に持っていくケースも考えられます。猫の食事場所を離すと解決する可能性があります。

猫の食事・問題行動ケース⑤:食べ物をみるとおねだりをするのをやめさせるには

食べ物を見るとおねだりをするのをやめさせるためには、猫の食事の時間を決めず、何回かに分けて与えると良いでしょう。そもそも、猫のおねだりは、食事のリズムに問題がある可能性があります。猫がキャットフードは2から3時間で消化されるので、1日2回の食事だと猫によってはおなかが空いてしまいおねだりをするようになることもあります。猫の1日の必要カロリーを守れば、回数は必ずしも2回にする必要はありません。

したがって、猫の食事の時間を決めず、猫のフードを何回かに分けてこまめに与えるとよいのです。そうすると、猫が常におなかが満たされた状態になるのでおねだりをしなくなります。猫は生食のように消化に時間のかかる食事を与えるのもよいでしょう。生食は消化に時間がかかり、腹持ちがいいからです。一方で、猫のおねだりが飼い主とのコミュニケーションになっている可能性も考えられます。この場合は猫とたっぷり遊ぶことが解決につながります。

猫の食事・問題行動ケース⑥:猫が甘いものを好むけど大丈夫なのか?

猫が甘いものを好んで食べる場合、あんこやプリンならあげても問題ありません。しかし、猫に甘いものの与えすぎには注意すると良いでしょう。猫にチョコレートを与えるのは問題です。カカオ類には猫が中毒を起こす成分が含まれており、下痢や嘔吐などの症状を引き起こすほか、心臓にも負担をかけるので注意が必要です。一方で、あんこ、プリン、ハチミツ、カスタードクリームなどなら、猫にあげても問題ありません。猫にとって甘いものはエネルギー源になります。面白いのは、動物病院ではカロリーが必要な病中、病後の猫や老齢の猫に与える場合もあります。黒砂糖にはビタミンやミネラルが豊富に含まれており、あんこにはデトックス効果もあります。ただし、糖分のとりすぎは糖尿病や肥満につながるので、栄養バランスを崩さない程度(1日のカロリーの1割以下)にとどめることが大切です。

猫の食事・問題行動ケース⑦:猫にも食物アレルギーがある!?

猫にも、人間のように食物アレルギーあります。猫のアレルゲンには、個体差があるので獣医師の先生に相談するとよいでしょう。猫の肉、穀物、乳製品などがアレルゲンとなり、食べると皮膚炎や下痢、嘔吐などの症状が表れます。ただし、アレルゲンは猫によって異なり、アレルゲンが複数であることも多いので、動物病に行き獣医師の先生に相談してください。ハウスダストや「食物不耐症」だったというケースもあるので自己判断は危険です。

猫の食事・問題行動ケース⑧:猫が虫を食べてしまうけどどうすればいいのか?

猫は時々、虫を食べています。 やめさせたほうがいいのかという質問があります。たしかに、ハエやゴキブリは病原菌をAS 持っている可能性があります。しかし、昆虫も本来猫の獲物なので、食べるのは自然なことだということを理解すると良いでしょう。ただし、なかには病原菌を持っている虫もいるので注意が必要です。例えば、ハエは病原性大腸菌 0-1 57を媒介します。ゴキブリはサルモネラ菌や赤痢菌を保有している場合も考えられます。ま た、ハエもゴキブリもトキソプラズマ原虫を媒介するので、なるべく食べさせないようにすると良いでしょう。

猫の問題行動・食事編・終わりに

いかがでしたか。猫の問題行動と思える行動の中には、本来猫の特徴から必然的な行動も考えられます。また、知っているのと知ってないのとでは、対処方法に大きな違いを生み出す部分も出てきます。愛猫のこんな時どうすればいいのかという問題が生じた場合は、近いケースがあれば是非参考にしてみてくださいね。

猫のことをもっと知りたければ是非チェックしてくださいね!

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