猫の抜け毛と時期の関係とは?猫の被毛は季節ごとに生え換わる!?

猫の抜け毛は時期ごとの変化があることをご存知でしょうか。猫の個性によっても多少変わるので、愛猫の一年を観察してみるとより理解できるかと思います。今回は、そんな猫の抜け毛と時期や季節の関係についてご紹介したいと思います。

時期や季節の変化と愛猫の抜け毛の変化を把握していますか?

猫のお手入れには、季節により特に気をつけたいチェック項目(下記に説明)あります。最も大切なことは、猫の個性によって適材適所猫のケアをすることです。例えば、ノルウェージャンフォレストキャット(左)は寒さに強いといわれていたり、アビシニアン(右)は暑さに強いといわれています。つまり、猫の品種によってケアの違いがあるように、育った環境によっても変わります。一年を通して、猫の時期や季節による変化を考察して、毛が抜けやすい時期にはブラッシングをこまめにやることが大切なのです。体調を崩しやすい時期や季節には、温度や換気に気をつけることが大切になります。

猫の時期や季節による抜け毛の気をつけたいチェック項目:①春

春は一般に猫の抜け毛が増える季節です。ブラッシングで、抜け毛を取り除いてあげてください。春から夏にかけてノミやダニが発生するのでお部屋も綺麗にしてあげてください

猫の時期や季節による抜け毛の気をつけたいチェック項目:②夏

夏はノミやダニによる皮膚炎にかかりやすい時期です。特に長毛種の猫はシャンプーをするときは、意識的に皮膚を清潔にしてあげてください。また、部屋の換気も意識的に忘れずにすると良いでしょう。

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猫の時期や季節による抜け毛の気をつけたいチェック項目:③秋

秋は猫に冬毛が生えてくる時期です。猫は換毛期の季節だからです。猫の抜け毛は秋に増えますが、とりわけ寒い日のシャンプーは控えめにすると良いでしょう。ただし、ブラッシングはこまめにやることをオススメします。

猫の時期や季節による抜け毛の気をつけたいチェック項目:④冬

猫は冬が大変苦手です。猫は寒さに弱い生き物だからです。したがって、冬の時期によるシャンプーなどで猫の体調不良を引き起こすケースが多いのです。愛猫のためにも冬場のシャンプーはなるべく避けてあげると良いでしょう。この時期や季節は、猫が潜って過ごせるような冬用の環境を用意してあげてください。

猫の被毛は季節ごとに生え換わり、体温調節の役目を果たす

猫は年に2度、季節の代わり目になると被毛が生え換わります。季節は、春と冬の時期に猫の毛が生え換わります。このことを猫の被毛期と呼び、冬には密度の濃い下毛が多くなります。一方で、春の時期になると、猫は下毛が薄くなり、夏用の被毛に変化します。この被毛の生え換わりは、日照時間の変化により引き起こされるもので、自然の中で暮らす猫は、季節ごとの被毛の変化により体温調節をしているのです。猫は神秘的ですごい適用力があるのです。

室内飼いの猫の場合は、換毛期の周期があいまいになる!?

ただし、室内飼いの猫の場合は、換毛期の周期が曖昧となり1年中毛が抜ける傾向があります。ケースバイケースなので一概には言えないのですが、室内飼いと外飼いの猫では被毛のはえ換わりに違いが生じるのを飼い主さんは認識していると良いでしょう。室内飼いの猫の場合は、春夏秋冬の季節を意識しないで、愛猫の抜け換わる周期をよく観察して、対応してあげるようにしてください。必要であれば愛猫のブラッシングもこまめにやってあげてください。

ちなみに、猫の被毛の構造と毛づくろいの意味とは?

一つ一つの毛穴から一本の太い毛(主毛)と数本の柔らかい毛(副毛)が密集して猫の毛は生えています。主に猫の副毛が冬毛と呼ばれ、寒くなると副毛が増え断熱材の役割を果たすのです。この断熱材の効果をより一層高めているのが猫の毛づくろいなのです。猫は暑い時には唾液の気化熱で体温を下げ、寒い時には毛と毛の間に空気を含ませて保温しているのです。

猫の主毛とは?

猫の主毛は雨などの水を弾き、紫外線などをブロックして皮膚を守ります。ちなみに、猫の毛の色は、主毛の色で決まります。

猫の副毛とは?

猫の副毛は体調管理に欠かせない毛のことです。猫の副毛は空気を含ませ保湿効果を持っていたり、唾液で湿らせて断熱材の効果を持っていたりします。

猫の1年間の季節や時期ごとの体調管理のポイントとは

猫は夏に疲れやすかったり、冬に風邪を引きやすくなっったり、季節の変化によって体調不良を引き起こすことがあります。人間と同じなのです。しかし、室内飼いの猫の場合は、温度調節や食のケアなどを飼い主さんがしっかりと管理してあげることで外部要因となるリスクを未然に防ぐことが可能かといえます。

ここからは愛猫が体調を崩してしまいがちな季節要因を把握して、愛猫の様子を比べてみてくださいね。愛猫の体調を崩しがちな時期に合わせて健康管理をしていきましょう。猫の気になる様子があれば、動物病院で獣医師の先生に相談してください。

猫の季節や時期ごとの体調管理のポイント:①冬(12月から2月)

暖房器具などを使うことで、猫の低温やけどにはくれぐれも気をつけてあげてください。猫の水分補給をしっかりやらないと、排泄障害や寒さによるストレスが猫風邪を引くこともありえます。室内の温度を一定に保つこと、猫のおしっこの量に変化がないかチェックすると良いでしょう。

猫の季節や時期ごとの体調管理のポイント:②春(3月から5月)

暖かくなるにつれ、猫のメスは発情期になります。室内飼いの猫は外に出て行かないように気をつけると良いでしょう。また、5月になるにつれ、想像以上に暑くなることがあるので、温度管理には気をつけてくださいね。

猫の季節や時期ごとの体調管理のポイント:③夏(6月から8月)

猫は夏の暑さに弱いので注意が必要です。高温多湿の環境であれば、猫も人間のように熱中症になることがあります。とりわけ、猫が口を開けて苦しそうにしている場合は、危険です。一方で、室内の温度が低い場合は、快適に猫は過ごせます。ただし、冷えすぎると、食欲不振や下痢を引き起こすことがあるので注意が必要です。

猫の季節や時期ごとの体調管理のポイント:④秋(9月から11月)

秋の初めは、猫も夏の疲れにより体力が低下しています。それにより猫は体調不良となることがあります。冬が近づくことで猫は食欲が増し、肥満となることがあるので注意が必要です。猫の秋は繁殖期となる時期でもあり、落ち着きがなくなることがあります。これらを未然に防ぐためには、飼い主さんと一緒に遊ぶ時間を増やすことで気分転換することが大切です。

猫の抜け毛と時期や季節の関係のまとめ

飼い主さんは、愛猫に以下の三点を忘れないようにしてださいね。

季節や時期ごとの猫の変化に気づく

長毛種、短毛種、または育った環境により、苦手な季節などの傾向が猫によって異なるので注意が必要です。

猫の換毛期のお手入れはしっかりする

春や秋など抜け毛が多くなる季節は、こまめにブラッシングをしてください。

猫の年間の体調を管理する

季節ごとの健康管理のポイントと猫の個性を理解して、年間のケアをしてください。

猫の抜け毛と季節や時期のまとめ

いかがでしたか。猫は季節の変化によって様々な変化をしています。季節ごとのケアのポイントを抑えて愛猫の健康管理をしてくださいね。猫は人間と重なる部分も多いことがわかったかと思います。また、猫独自の神秘的な部分も魅力ですよね。

冬の寒い時期は、暖房器具などによる、低温やけどが起こりやすいのでくれぐれも注意してしっかりと愛猫を管理してくださいね。
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