ケースから調べる猫の目の病気7選まとめ!症状と原因と治療方法と共に
猫の目の病気って意外に多いのをご存知でしょうか。猫が万が一目に病気を抱えたら、何の症状でどんな原因があり、どんな治療するのか不安になるのではないでしょうか。そこで、今回は目の病気のケースから調べる猫の病気7選をご紹介したいと思います。不安な猫の目の病気の症状があれば、必ず動物病院に行って、獣医の先生に相談してくださいね。
目次
- 1 猫の目ヤニや充血で目を度々こするケース:①猫の結膜炎
- 2 猫の結膜炎の原因とは?
- 3 猫の結膜炎の治療方法とは?
- 4 猫が光を嫌がり、涙をこぼしたりするケース:②猫の角膜炎
- 5 猫の角膜炎の原因とは?
- 6 猫の角膜炎の治療方法とは?
- 7 猫の角膜を傷つけ腫瘍ができるケース:③猫の眼瞼内反症
- 8 猫の眼瞼内反症の原因とは?
- 9 猫の眼瞼内反症の治療方法とは?
- 10 猫の目が緑や黄色になり牛眼となるケース:④猫の緑内障
- 11 猫の緑内障の原因とは?
- 12 猫の緑内障の治療方法とは?
- 13 猫の瞳が濁り、視力が落ちるケース:⑤猫の白内障
- 14 猫の白内症の原因とは?
- 15 猫の白内障の治療方法とは?
- 16 猫は涙を盛んに流し、瞬きを繰り返す:⑥猫の流涙症
- 17 猫の流涙症の原因とは?
- 18 猫の流涙症の治療方法とは?
- 19 猫の健康の目印である目頭の白い膜に異変が起こるケース:⑦猫の瞬膜の突出
- 20 猫の瞬膜の突出の原因とは?
- 21 猫の瞬膜の突出の治療方法とは?
- 22 猫の目の病気7選のまとめ
- 23 関連
猫の目ヤニや充血で目を度々こするケース:①猫の結膜炎
猫の目の病気の中でもっとも良く見られるのが結膜炎です。猫のまぶたの裏側にある結膜が炎症を起こし、目ヤニや充血、むくみ、涙の症状を起こし、目ヤニや充血、むくみ涙の流出などの症状があらわれます。かゆみが理由で、猫は目をこするようになります。猫の結膜炎が重症になると、目がくっついて動かなくなることがありえます。愛猫の健康状態のためにも、必ず動物病院で獣医師の先生のところへ連れて行きましょう。
猫の結膜炎の原因とは?
猫が結膜炎になる主な原因は、ウイルス性鼻気管炎やカリシウイルス感染症などの猫風邪です。ウイルス感染によって二次的に結膜炎も併発します。そのほかに考えられることとして。猫の目に異物が入ったり、ひっかき傷による炎症もありえます。
猫の結膜炎の治療方法とは?
猫への治療は獣医師の先生による目薬投与が一般的です。伝染症の影響で猫が角膜炎になっている場合は、ほかの猫との接触をさけてください。
猫が光を嫌がり、涙をこぼしたりするケース:②猫の角膜炎
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猫の角膜炎は、目の角膜を覆っている透明な膜である角膜が炎症を起こす病気です。猫は光で眩しがって、さかんに涙をこぼしたり、瞬きをしたりします。猫の角膜炎は、猫にとって痛みが伴うので、目をこすろうとします。猫の症状が進むと、角膜の中に細い血管が見えたり、眼球の奥にも炎症が広がることもあります。
猫の角膜炎の原因とは?
猫の角膜炎は、怪我が原因の場合と、病気が原因の場合があります。猫の怪我は猫同士による喧嘩や、トゲなどの異物が目に入っているならまず異物除去する手術を行います。一方で、猫の病気が原因ならば病気の治療をします。猫への治療は獣医師の先生による目薬投与が一般的です。
猫の角膜炎の治療方法とは?
猫の角膜炎の治療は、獣医師の先生が指定した目薬投与が一般的です。
猫の角膜を傷つけ腫瘍ができるケース:③猫の眼瞼内反症
猫の眼瞼内反症は、猫のまぶたが内側にめり混んでしまう病気のことです。猫のまぶたと一緒に毛も内側にめり込むため、猫の角膜を傷つけてしまい、腫瘍ができることがあります。猫の眼瞼内反症によって、猫の瞬きの回数や涙の量が増えます。
猫の眼瞼内反症の原因とは?
なんらかの理由で猫のまぶたが傷つき、その傷が収縮するときや、結膜炎などの時に猫の眼瞼内反症が引き起こします。先天性の内反はまれですが、ペルシャ猫には比較的こうした傾向がみられます。
猫の眼瞼内反症の治療方法とは?
猫の角膜に腫瘍ができてしまっている場合は、その治療を最初に行い、次いで内反しているまぶたを獣医師の先生による手術によって治します。
猫の目が緑や黄色になり牛眼となるケース:④猫の緑内障
猫の瞳孔は明るい場所では狭く閉じているものですが、緑内障になるとどこにいても猫の瞳孔が開いた状態になります。さらに、猫の目の色が黄色や緑色になります。猫の緑内障の症状が進むと、牛眼といわれ猫の眼が大きく飛び出してしまうこともあります。そうなると猫の失明のリスクが高くなります。
猫の緑内障の原因とは?
猫の眼球の内部では、余分な水分を涙として排出して、水の量を一定に保っています。この猫のバランスがくずれて排出できなくなると、眼圧が高まり猫の緑内障を引き起こすことになります。
猫の緑内障の治療方法とは?
猫の症状によって、内科療法を行う場合と手術をする場合があります。猫の治療方法は、獣医師の先生と相談して決めることになります。
猫の瞳が濁り、視力が落ちるケース:⑤猫の白内障
猫の白内障は猫の瞳の奥にある水晶体が白く濁る病気のことです。普段は、黒いはずの瞳が白くなり、大きくなります。猫の視力が低下することで、猫は急にものにぶつかるなどするようになります。犬などほかの動物と比較するとそんなに多い病気ではありません。
猫の白内症の原因とは?
猫同士による喧嘩やトゲなどの異物が刺さることで、猫の水晶体が傷つくことで発生します。猫の眼内炎や緑内障など、ほかの眼の病気が、時には猫の白内障を引き起こすことがあります。
猫の白内障の治療方法とは?
猫の白内障は、内科療法で進行を遅らせることはできます。ところが、猫の白内障の完治には必ず手術が必要になります。
猫は涙を盛んに流し、瞬きを繰り返す:⑥猫の流涙症
猫の流涙症とは、涙が目から溢れ出る病気のことです。涙が角膜や結膜を刺激することで、猫は光を眩しく感じたり、瞬きを繰り返します。放っておくと、猫の涙が流れる箇所の毛が変色することがあります。ほかにも、角膜の病気を引き起こすことがあります。
猫の流涙症の原因とは?
猫の涙は角膜を湿らせた後、涙感を通って鼻の穴へと流れます。しかし、猫の涙菅が詰まることが原因で、涙は目の外へと流れるようになります。猫の涙の分量が普通より多いことも考えられます。
猫の流涙症の治療方法とは?
猫の流涙症は動物病院に行き、獣医の先生から手術などによって、涙の流れをスムーズに戻すことができます。
猫の健康の目印である目頭の白い膜に異変が起こるケース:⑦猫の瞬膜の突出
猫の目には瞬膜と呼ばれる、目頭のあたりに見えるか見えないぐらいの白い膜が存在します。しかし、猫がウイルスや寄生虫、神経の病気にかかると、この瞬膜が目全体の半分くらいまでを覆ってしまうことがあります。
猫の瞬膜の突出の原因とは?
瞬膜は猫の健康状態を示すサインなのです。これが猫の異物が目に入ってしまったことによる損傷や猫の結膜炎になってしまっていることが原因で炎症を起こしてしまっていることが考えられます。
猫の瞬膜の突出の治療方法とは?
猫の瞬膜に異常が出ていたら、動物の医療機関への受診をおすすめします。瞬膜の異常は前述のとおり、様々な原因で起きるため、治療方法は獣医師の先生に相談してみて状況を把握すると良いでしょう。猫を放置は、良いことがありません。愛猫の健康状態のためにも、必ず病院に連れて行きましょう。いつどんな原因で異常が起きるか分かりませんので、かかりつけの獣医の先生を見つけておくとスムーズになるでしょう。
猫の目の病気7選のまとめ
いかがでしたか。今回は猫の良くある目の病気の症状をまとめてみました。猫の目の病気は、中にはとても進行が早く、最悪の場合に愛猫が失明してしまうこともあります。飼い主さんは、猫の目の病気のサインをみつけて、猫ちゃんのために、しっかりケアしてあげてくださいね。一番望ましいのは、通常とは違う目の症状に気づいたら、飼い主さんはすぐに動物病院へいき獣医師の先生に相談することでしょう。
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