猫との旅行で忘れてはいけないことは?猫に負担をかけない外出のコツ

愛猫との旅行やお出かけの準備で困ったことはありませんか。例えば、猫のトイレシートを持ってくるのを忘れてしまったなんてこと、私の場合は頻繁にあります。他にも、愛猫と生活してみると、動物病院に行く、旅行やお出かけに行かねばならないシチュエーションが発生することもあるでしょう。今回はそんな猫との旅行やお出かけの準備で忘れてはいけないことをご紹介したいと思います。

猫との旅行やお出かけには、訓練と準備が必要

猫は住み慣れた家にいることを何よりも好む動物です。猫は環境の変化が得意ではないので、飼い主さんとの旅行やお出かけなどあまり得意な動物ではないです。しかし、病院、旅行や出張の際に愛猫をペットホテルを連れて行ったり、外出が避けられないことも多いかと思います。いざという時に嫌がったりパニックを起こさせないよう、普段からキャリーバックや乗り物に慣れさせておく必要があります。

猫との旅行やお出かけの準備

いつも自由気ままにしていた猫が、ある日突然リード(引き綱)につながれ、キャリーバックに入れられ、見知らぬ場所へ連れ
て行かれると、これではパニツクを起こすことが目に見えています。最悪の場合、そのまま知らない土地で逃げ出し、行方不明になつてしまうこともよくあります。飼い主さんと猫がお互い楽しい旅行をするためには、徐々に外出に対する免疫を身につけておきましょう。できれぱ、子猫のうちから訓練を始めるのがベストです。

猫とのお出かけの準備は、早い段階からの訓練が大切です。子猫の頃からしつけを行うと良いでしょう。しつけをきちんと受けた猫は、旅行やお出かけの必要な時にスムーズに外出ができるようになります。

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猫と一緒に旅行に行く前の準備について

猫と一緒ん旅行に行く前には事前に必要な準備や訓練をすると良いでしょう。具体的には、3つ挙げられます。

猫との旅行やお出かけ前の準備①:キャリーバックを慣らす

猫は日頃から部屋に出しておくことが有効です。部屋の隅にキャリーバッグを置き、猫が自由に出入りできるように扉を開けておきます。キャリーバッグの中に猫のお気に入りのオモチャや毛布をなどを入れ、猫が出来るだけ過ごしいやすい環境を作ってあげてください。すると、猫が自分からキャリーバッグに入るようになることがあります。猫がキャリーバッグに入ることに慣れてきたら、扉を締めてみましょう。猫が大騒ぎしなくなれば、大成功です。

猫との旅行やお出かけ前の準備②:リードを慣らす

まずは部屋の中で猫にリードをつけて歩かせることから始めます。猫が嫌がらないように眠っている間など気がつかないうちにつけると効果的です。いろんな種類のリードが市販されていますので、その猫の体にぴったり合い、首や体を締めつけず、すぐに外れることのない安全性の高いものを選ぶと良いでしょう。

猫との旅行やお出かけ前の準備③:散歩に出かける

まず猫にリードをつけて部屋の中を歩いてください。猫が歩けるようになったら、今度は外に出てみましょう。早朝など車や人通りの少ない安全な時間と場所を選んで、すこしづつ歩く距離を伸ばしていきます。ただし、犬の散歩とはかなり違い、猫は自分のペースで気ままに歩き回り、のんびり歩いては立ち止まり、匂いを嗅いだり寝そべったりします。人間の方がこのペース似合わせない限り、散歩は成立しません。ただ、飼い主さんが歩けないところやいけないところ、塀の向こう側にいた場合は止めることが必要です。

猫との旅行やお出かけ前の準備④:猫のキャリーバッグの慣れさせる方法

猫のキャリーバッグの中は通気性を良くして、夏は冷たいマット、冬は毛布を入れるなどの対処をしてください。猫が乗り物に乗る前は、食事を抜いておいた方が望ましいです。なぜなら、猫によってお腹がいっぱいだと車酔いすることがあるからです。猫のキャリーバッグでは、狭い環境を好む猫の場合、スペースに余裕があることで神経質になることがあります。また、キャリーバッグを苦手とする猫も多いです。猫のキャリーバッグの隅で丸くなる猫であれば、バスタオルを入れるとよいでしょう

猫の中に旅行に向かない猫もいる

残念ながら、長い問、訓練をしても、どうしてもキャリーバッグやリードに慣れてくれない猫もいます。病院に行く場合などは仕方がありませんが、無理矢理に旅行や散歩に引っ張り出すのはやめたほうがよいでしょう。また、老猫、生後2か月以内の子猫、産前産後の母猫、病気の猫を連れての旅行は避けてください。かかりつけの動物病院で獣医師の先生に相談してみると良いでしょう。

猫とのいきなりのお出かけや旅行は避け、徐々に慣れてきたら?

猫との外出は、徐々に段階をふんでいくと良いでしょう。いきなり遠出をさせると愛猫はびっくりしてしまいます。まずは、近所の外出からスタートするのが大切です。万一にために、脱走防止のリードをつけるなどしておくと安心です。問題なくクリアできたら、車や電車などの乗り物での移動に挑戦すると良いでしょう。乗り物酔いする猫も中にはいます。ですので、愛猫の状況を確認して近場から攻めると良いでしょう。電車の場合は、通勤ラッシュを避け、他の乗客の迷惑にならないように十分に注意をしてください。

旅行やお出かけに必要な物をリスト化して準備する

  • お出かけ:①キャリーバッグ
  • お出かけ:②首輪かハーネス
  • お出かけ:③リード
  • お出かけ:④タオル・ティッシュ
  • お出かけ:⑤ペットシーツ
  • お出かけ:⑥洗濯ネット(脱走防止用)
  • お出かけ:⑦ビニール袋
  • お出かけ:⑧オモチャ
  • お出かけ:⑨粘着テープ(毛とり用)
  • 旅行・宿泊用:①フード・水・食器
  • 旅行・宿泊用:②トイレ・砂・消臭スプレー

お出かけや旅行がストレスになってしまう猫の場合、キャリーバッグに入れただけでおしっこやうんちを漏らしてしまうなんてことがあります。猫のお出掛けや旅行の準備の際には、おしっこシートや新聞紙を敷いておくと良いでしょう。

公共の乗り物を使う時の確認事項

  • タクシー

乗車前に猫の乗車が可能かどうか運転手の了解を得るようにしてください。

  • バス

バスのラッシュの時間帯は避けてください。料金も会社によって異なるので、事前に問い合わせて確認をしてください。

  • 電車

電車では手周り品扱いで、料金がいくらかかかります。JR東日本では、1個につき280円です。

  • 飛行機

飛行機は、超課手荷物扱いで貨物室預かりになるのがほとんどです。運賃は航空会社により異なりますので確認してください。

猫の旅行は自動車がベストだけど注意点も

猫も人も一番安心できる移動手段が車です。ただし、ほかの乗り物より酔いやすいともいえますが。猫がぐったりと元気がなくなり、生あくびやよだれが見られたら要注意です。その場合は、飼い主さんはすぐに車を止め、新鮮な空気を吸わせることです。 車内ではキャリーバッグに入れるか、リードを付けて同乗者に抱いてもらうことが大切です。走行中は窓を閉め、運転席には近づけないようにすると良いでしょう。なるべく後部座席にいさせるようにしましょう。猫との移動が長時間に及ぶ場合は、1から2時間ごとに休んで、散歩などで気分転換するのも有効です。

外出先の行動は猫の行動に合わせていますか?

出張や帰省などで猫に遠出をさせないといけない場合は、事前に動物病院で健康診断を受けておくと良いでしょう。なぜなら、乗り物酔いしやすい猫の場合は酔い止めを常備しておくこともできますし、その他の病気を未然に防ぐ薬をもらうことも可能になるからです。

外出先では猫を人混みに連れ出したり、見知らぬ人と接触させるのは避け、出来るだけ猫のストレスとなる負担を減らしてください。猫を乗せて運転する際に急発進、急カーブや急ブレーキはなるべく気をつけてください。愛猫のために可能な限り安全運転をしてください。猫は嫌な経験するとトラウマとなり、今後の旅行やお出かけがより一層困難なものとなります。

宿泊先では、しばらくは猫をキャリーバッグの中に入れたまま静かな場所に置いておきます。落ち着いた気がすむまで室内を探検させてあげてください。

猫との旅行で宿泊先の見つけ方

猫との宿泊先は、必ずペット同伴可能な宿を見つけましょう。宿によっては猫を館内近くの動物病院などに預けるケースもありえます。予約の際には必ず確認するようにしてください。あらかじめ猫のトイレシートなどの備品の有無も宿泊先に聞いておくことをオススメします。しかし、猫の社会化ができていない場合、宿泊を断られるケースが多いので注意も必要です。その際には、諦めて家で留守番させる方法を検討すると良いでしょう。

猫との旅行先での過ごし方とは?

宿にチェックインしたら、まず猫に関する取り決めを確認しておかなくてはいけません。部屋に猫を置き去りにして外出して良いかどうかとか、館内の移動時にキャリーバッグが必要かどうかなどといった決まりごとは宿によって異なりますので注意が必要です。客室に入ったら、キャリーバッグから猫を出してあげる前に、まず真っ先にトイレを用意してあげるようにします。

猫は部屋に入ってすぐに出してあげた方が良いと思います。 また、猫の抜け毛のシーズンなどには夜も布団に入れずに、キャリーバッグに入れて寝かせるようにした方が無難です。もちろん、チェックアウトする時は、ガムテープなどで猫の抜け毛の後始末は忘れずにしておきましょう。宿を出る際は、部屋を汚していないかどうかのチェックも忘れずにするとよいでしょう。万一、汚してしまった時は、正直に申し出ましょう。猫が原因で畳や布団を汚した場合は、現物の値段かクリーニング代を請求されるのが普通です。

なお、場所に慣れないうちはおびえてベッドの下に潜り込むなどし、食事やトイレにも出て来なくなることがあります。無理に引っ張り出したりせず、そっとしておいてあげましょう。 もしも便秘ぎみになったら、水分を多く与えるよう工夫してみてください。また、猫がおしっこが出ない場合、たった1日でも事態は深刻です。その場合は、猫をすぐに動物病院へ連れて行くとよいでしょう。

猫のお出かけや旅行のまとめ

いかがでしたか。猫とのお出かけの際にバタバタしていたりもするので、猫の負担をかけない外出のコツを覚えてくださいね。愛猫とのお出かけや旅行が、より一層楽しい一時になりますようお過ごしください。

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